【2030年予測】マーケティングキーワードは「居・食・獣」。「イエナカ」の進化、変わる食事の概念、ペットにもコト消費など

2030年のマーケティングキーワードは、「衣・食・住」ならぬ「居・食・獣」に設定

松原 沙甫[執筆]

2024年4月26日 8:30

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定した。

「居」について

家にパフォーマンスを求める時代となり、「イエナカ」をめぐる新たな兆しが出てくると予想。家で長く過ごすようになる場や空間が、人生にどのような機能や役割を果たすのかが問われる時代になると指摘する。「家=ライフパフォーマンスの向上」と捉えた時、「イエナカ」における価値の向上が問われてくると見ている。

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定
「居」について

「食」について

料理や食事に関する概念が変わると予測している。高齢化の進行で、「どんな食品を提供するか」から、「どんなふうに提供するか」「どんな価値を掛け合わせるか」など概念が拡張すると説明。量や調理方法などが個人の志向により細分化していくと見ている。

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定
「食」について

「獣」について

ペットが生活におけるパートナーとして位置付けられると説明。ペットに対する「コト消費」や、ペットとの過ごし方の変化など、よりペットの存在を意識した生活習慣が求められるようになると予想している。

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定
「獣」について

「GAME CHANGE 2030」は、「2030年、日本はどのような姿になっているのか」を念頭に、今後の社会変化や生活者の感情・行動の変化がマーケティングにどのような影響を与えるかについて分析。15人のプロジェクトメンバーが、2030年の課題における対策をクライアントの要望に応じて提供していく。

この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00 ほしい商品が見つからないイライラを解消し、CVRを向上! 検索機能強化と顧客満足度アップを実現するBtoB-ECサイト改善のポイントとは? 9月9日 7:00 B向けEC担当者必見。BtoBビジネスを成功に導くサイト内検索の最適化戦略 9月3日 8:00 クリック率3倍、セッション数2.3倍を実現したECサイトの取り組みとは? リアル店舗のような“ワクワク感”を再現するPLAZAの事例 9月2日 7:00