アパレルECの夢展望は4月14日、中国・上海有数の商業エリアである南京东路の商業施設「百联ZX创趣场」にポップアップ店舗を出店する。2026年に中国で合計6拠点の実店舗展開を進める計画の一環。
夢展望は2026年、中国市場において今回の上海南京东路店を皮切りに、成都店(常設店舗)、深セン店(常設店舗)、上海静安大悦城店(常設店舗)での実店舗展開を予定している。すでに運営中の「杭州ゴン連CC」、上海五角城店(常設店舗)を含めた計6拠点の運用体制となる見込み。拠点は順次拡大し、中国市場における成長をめざす。
南京东路は観光客や若年層が密集する商業地で、「百联ZX创趣场」は二次元文化をテーマとした施設としてZ世代の支持を確立しているという。従前の上海・五角城エリアでのポップアップ店舗(現在は常設店舗)の運営で確立した運営モデルを高密度な集客エリアへ移植し、ブランドの再現性と市場占有率の拡大を追求する。
南京东路のポップアップ店舗では夢展望の28周年ロゴを配置し、日本発のガーリーファッションとサブカルチャーを融合した世界観を提示する。また、現地で高い反響を得ている「めかくしくま」の展開を強化し、キャラクターIPとアパレルを連動させた価値の創出を推進する。
夢展望はこれまでに中国市場で、SNSを活用した施策により、運営するブランド「DearMyLove」のワンピースを単一品番で2000点以上販売した実績を持つ。同店舗では、こうしたオンライン上の購買データやユーザー投稿を店舗設計に反映し、オンラインとオフラインが連動するブランド体験を提供する。
夢展望は、上海・五角城エリアでのポップアップストアの先行展開で独自の運営モデルによる収益化の検証を完了しており、その成功プロセスを「標準フォーマット」とした横展開を進めている。現在、中国の商業施設やディベロッパーからは新たな出店に関する引き合いを継続的に獲得しているという。
今後は、ポップアップ店舗による市場検証・ブランド認知の向上と、常設店舗による安定的な収益基盤の構築を推進し、事業拡大のスピードを加速する。実店舗での体験をデジタル上での拡散につなげるOMO戦略を軸に、SNS起点でのヒット創出モデルを中国全土へ展開する。
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