通販・EC向けにランディングページの独自フレームワークを提供、ネットショップ総研
ランディングページを12ブロックに分け、それぞれでどのようなコンテンツを紹介すればいいかを提案する
ネットショップ総研は8月28日、同社独自のEC事業者向けランディングページのフレームワークを公開した。ランディングページを12ブロックに分け、それぞれでどのようなコンテンツを紹介すればいいかを提案。フレームワークに沿ってページを制作することで、インパクトのある商品訴求と早期の商品理解が可能になるという。ランディングページの制作ノウハウがないEC事業者でも、簡単に売り上げ拡大につながるランディングページが作れるとしている。
公開したフレームワークは、販売者目的、手段、消費者挙動、感情変動をマトリクス化。J-POPの楽曲構成をベースにページ構成している。具体的には、最も目立たせたい要素を“サビ”と置き換え、次にAメロ、Bメロにあたる商品説明で落ち着かせ、再び“サビ”に戻って複数回の訴求を重ねるとしている。
「アメリカやヨーロッパのサイトはシンプルなランディングページが多く、日本のランディングページは独自の進化を遂げていると感じている。これに近い独自性を帯びるのがJ-POPの楽曲構成。J-POPの楽曲構成とランディングページ構造には、日本人の消費行動ないし情報受信のあり方に相関性があると考えて体系化した」(同社)としている。
今回、こうしたフレームワークを公開した理由について、ネットショップ総研の長山衛社長は「従来は一部クライアントにお伝えしていたが、多様化した現在のEC市場環境における一定の普遍性を有するフレームワークとして有益がと思い、多くのEC事業者、EC支援業者にも活用してもらえると考えた」とコメントしている。
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