もうすぐバレンタイン! クオカさんで美味しい手作りお菓子を作ってきました
もうすぐバレンタインですね、手作りお菓子の季節です。製菓・製パン材料販売のネット販売で有名な「cuoca(クオカ)」さんに伺いました。「手作りなんて久しくやってないな〜」という人も多いかもしれません。実は私もその1人……。でも、良い材料と良い道具でプロの先生に教えてもらったら、自分でも信じられないくらい美味しいお菓子ができてしまったのです! 写真◎石川 雄亮
今回うかがったクオカさんは、お菓子作りやパン作りに必要な材料や道具の専門店。2000年7月に設立され、ネットショップだけでなく、実店舗も自由が丘本店をはじめ全国6店舗を展開中。オリジナル商品を中心に、取扱商品点数はなんと4,000点〜4,500点!
手作りでお客さまを笑顔にしたい
そんな魅力的な商品を販売しているクオカの裏側はどうなっているのでしょうか? クオカプランニングの坂 浩輝さんにお話しをうかがいました。坂さんは、ご本人を入れて10人以下の少数先鋭のチームを率いてサイトを運営しています。
プロのレシピと10万件の口コミがクオカの財産
クオカと言えば特徴的なのがコンテンツの豊富さです。特にレシピ。可愛くて美味しそうなレシピがたくさん掲載されているのです。レシピページの材料の欄から、必要な材料や道具をカートに入れられるようにもなっています。
「初級・中級・上級とありますが、元パティシエや元パン職人の社員が、レシピを厳密に監修しています。レシピはクオカの強みであり財産です。
もう1つの強みが10万件のクチコミです。もちろん良いクチコミだけでなく、厳しいクチコミもあります。でも、作っていただいて、食べていただいた感想なので、他のお客さまの後押しになっていると思います。本当に自分で作ってみて、美味しくできたという体験。それがあるから人に伝えたい。それがクチコミの多さの理由だと思います」(坂さん)
クオカのお客さんってどんな感じなんでしょうか?
「30代〜40代のお子さんがいらっしゃる女性が中心です。1人あたりの購入価格が6,000円と高額なことが特徴です。最近少し上昇傾向にありますが、実はこの金額は昔からほとんど変わっていません。材料だけでなく、焼き型や道具も良いものを使うと仕上がりが違います。クオカではその道のプロが使っている道具も扱っているので、必要なものを買いそろえるとそれなりの値段になってしまうんですよね。また、パン好きの方を中心にリピーターが多いことも特徴です」(坂さん)
チャットで気軽に質問できる環境を
お客さまとのコミュニケーションを大切にしているクオカ。Webで商品を見ていると、右下にチャットの窓が開きます。
「CS(顧客満足)をちゃんとやっていきたいというところの一環なのですが、メールだと文章を書かなければならないし、電話もつながる時間が限られているし、直接話はしたくないというお客さまもいらっしゃる。その点、チャットは気軽に聞けるのが利点です。
多いときでは、1日30件〜40件チャットのお問い合わせが来ます。時間帯は12時〜13時、仕事のお昼休みに利用されている方が多いようです。チャットが増えるにつれて、電話でのお問い合わせが減ってきました」(坂さん)
手作りの楽しさと美味しさを、たくさんの人に知ってもらいたい
「クオカは食べることが大好きな人たちが多いんです、食べ物の話だと止まらなくなることもあるくらい。毎日ではないですが、3時くらいになると試作品の試食があるんです。食べてみるともう、本当に美味しい。そこまで美味しくなくても良いんじゃない? ってくらい(笑)。
こういう、ちゃんとした材料と道具を使えば、こんなに美味しいものができるんですよ、本当に美味しいものが家で手作りできるんですよ、それを伝えるのが私の仕事だと思っています」(坂さん)
「手作りって、最初は自分の身近な人に食べてもらって“美味しい”って言ってもらいたい、そんな気持ちから始まっていると思います」と坂さん。
お母さんが作ったパンやお菓子で、お子さんが笑顔になったら、お母さんも笑顔になっちゃいますよね。そんな笑顔がどんどん広がっていくといいですね!
ナッツと濃厚チョコレートのパウンドケーキに挑戦!
クオカでは、2013年の春からレッスンスタジオをオープンしました。クオカスタジオ自由が丘では毎月100以上のレッスンを開催しており、5〜6人の少人数で教えてもらえます。遠方から来られる方や、リピーターも多いそうです。
使用する材料はもちろんクオカ自信の材料ばかり。私も「ナッツと濃厚チョコレートのパウンドケーキ」に挑戦することになりました。
担当の方が「美味しい食材でプロが教えるのでお店より美味しい」とおっしゃるので期待が膨らみますが、お菓子作りは久しぶりなのでちょっと不安……。
チャットでのお問い合わせを開設してから、バレンタインの時期に男性のお客さまからチャットで「彼女にお菓子を作りたい」と相談があったそうです。
男性が女性にお菓子を作るなんて珍しいけど、そもそも2月14日というのは「恋人たちが愛を確かめ合う日」というのが本当の由来なんだそうですね。きっと、その男性は美味しいお菓子を彼女に食べさせたくて、そして想いを伝えたくて手作りのお菓子を焼いたのでしょう。ああ、素敵すぎる……妄想ですけどね(笑)。
「ほんとうにそうかはわかりませんけれども、チャットだからこんなエピソードを知ることができたのかもしれません」と坂さん。
商品や情報があふれている今だからこそ、こうした細やかで丁寧なお客さま対応が、未来を確実に築いていくのですね。
次は誰のどんな美味しい顔が見られるのかなあ? 買ってきたお菓子では得られない、たくさんの幸せや夢を与え続けているクオカさん。私みたいにお菓子作り初心者の人にこそ、この感動的な味を体験してほしい!
美味しくな〜れ、みんなの想い♡Happy Valentine's!