渡部 和章 2018/9/28 7:00

ネスレ日本は10月1日から、佐川急便と共同で新たな宅配サービスを開始する。定期通販の商品を各地の一時保管拠点にストックし、拠点からエンドユーザーの自宅までの配送を地域住民などが担う。

宅配業界の人手不足が深刻化するなか、配送のラストワンマイルを独自の宅配網でカバーし、EC事業の拡大をめざす。

ネスレと佐川急便が開始する宅配サービスは「MACHI ECO便」。「ECO HUB(エコハブ)」と呼ばれるストックポイントを各地に配置し、ラストワンマイルの配送を地域住民に委託する。ネスレ日本は「ECO HUB」の管理者に手数料を支払う。

ネスレと佐川急便が開始する宅配サービスは「MACHI ECO便」
ネスレと佐川急便が開始する宅配サービス「MACHI ECO便」の仕組み

今後、「MACHI ECO便」への参加企業も募集。ファンケルやルピシアなど他社商品も「MACHI ECO便」の対象に加えるという。

サービス対象地域は都内6区(港区・品川区・千代田区・中央区・新宿区・渋谷区)と、大阪府内の4区(北区・中央区・福島区・此花区)。対象地域は順次拡大する予定。また、都内には専用の宅配ロッカーも設置する。

ネスレ日本の倉庫から「ECO HUB」までの輸送は佐川急便が手がける。

定期通販の利用者が「MACHI ECO便」を利用する際は、「近所のECO HUBに商品を取りに行く」もしくは「近所のECO HUBから商品を配達してもらう」のいずれかを選択。「商品を取りに行く」を選択した場合、商品代金の割引が適用される。

「MACHI ECO便」の説明動画

「MACHI ECO便」利用手順

  1. 専用ウェブサイトhttps://machieco.jp/machiecobinにアクセス
  2. さまざまな商品を組み合わせて、自分だけの定期便を作る
  3. 配送方法、希望の「ECO HUB」を選択
  4. 商品を受け取る
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