楽天とアルペンが連携強化、ネットとリアルを連動させたサービスを拡大
楽天とアルペンは3月18日、楽天グループのポイントサービスなどで連携を強化し、ネットとリアルを連動させたサービスの拡大をめざすと発表した。
4月1日から、アルペングループのスポーツ用品店401店舗において、楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」を利用できるようにする。顧客が「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカードアプリ」を店頭で提示すると、買い物の金額に応じて「楽天スーパーポイント」が貯まる。
オリジナルデザインの「アルペングループ 楽天ポイントカード」を各店で無料で配布。「アルペングループ 楽天ポイントカード」を買い物で使用した顧客には、「楽天ポイント」に加え、アルペン独自のポイント「アルペンポイント」も付与する。
2社は連携強化の一環として、5月6日から6月2日まで、「アルペン楽天市場」でエントリーした上で、アルペングループの実店舗で5000円以上の買い物をした顧客を対象に、「楽天ポイント」500ポイントを付与するキャンペーンも実施する。
アルペンは2004年8月から「楽天市場」に出店している。「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2018」では「総合賞」を受賞した。
楽天が運営するゴルフ場予約サイト「楽天GORA」では、2005年2月からアルペングループのゴルフ場の予約を行える。2014年には、アルペングループが運営する一部のゴルフ場で、「楽天GORA」アプリや専用カードなどを提示するとサインレスでチェックインできる「楽天チェックインサービス」を導入するなど、連携を強化してきた。今後、アルペングループのすべてのゴルフ場で「楽天チェックインサービス」を利用できるようにするという。
楽天とアルペンは今後も各種サービスで連携を深め、楽天の顧客基盤を生かしてアルペンのECや実店舗への送客を図るとしている。