9割以上がキャッシュレス決済を利用。モバイル決済がクレジットカードを上回る【コロナ禍におけるキャッシュレス意識調査】
電通のプロジェクトチーム「電通キャッシュレス・プロジェクト」が行った「コロナ禍における生活者のキャッシュレス意識調査」によると、生活者の9割以上がキャッシュレス決済を利用しているとわかった
電通のプロジェクトチーム「電通キャッシュレス・プロジェクト」は、「コロナ禍における生活者のキャッシュレス意識調査」を行った。生活者の9割以上がキャッシュレス決済を利用しており、モバイル決済がクレジットカード利用を上回った。調査対象は20歳~69歳の男女500名、期間は2021年12月16日~12月17日。
9割以上がキャッシュレス決済を利用
調査対象者に「キャッシュレス決済を利用しているか」と聞いたところ、93.3%が「利用している」と回答し、2020年12月に行った前回調査の88.6%から4.7ポイント上回った。
また、「利用している」と回答した人のうち、56.2%は「キャッシュレス決済をよく利用している」と回答、前回調査の43.5%から12.7ポイント増加した。
2020年3月の緊急事態宣言以降、キャッシュレス決済が増えた人は56.8%
2020年3月の緊急事態宣言以降のキャッシュレス決済の利用割合について聞いたところ、56.8%が「増えた」と回答した。前回調査の47.7%から9.1ポイント増加した。
コンビニ、スーパーなどでキャッシュレス決済利用が増加
キャッシュレス決済が増えた場面について聞いたところ、1位は「コンビニエンスストア」(40.6%)、次いで「スーパー・ショッピングモール」(38.5%)「ドラッグストア」(32.6%)で、生活動線上の身近な場面があげられた。
一方、キャッシュレス決済が使えなくて困る場面では、「病院・診療所」(33.3%)「中小店舗」(14.3%)だった。
モバイル決済の利用がクレジットカードを上回る
キャッシュレス決済の利用頻度を決済手段別に聞いたところ、クレジットカードでは「週2~3回以上使う」が41.8%だった。それに対して、モバイルQR決済は57.8%、モバイル非接触決済は44.6%で、クレジットカードより使用されている結果となった。
調査実施概要
- 調査タイトル:第2回「コロナ禍における生活者のキャッシュレス意識調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2021年12月16日~17日
- 調査エリア:全国
- 調査対象:20~69歳男女500名(人口構成に基づきウェイトバック集計を実施)
これは広告です