浮気されてしまうワケとは? ブランドスイッチの理由、サプリやスキンケアは「ブランドへの飽き」
フュージョンとネオマーケティングが実施した「浮気されてしまうブランド」をテーマにした調査によると、ブランドを乗り換える理由は、サプリメントやスキンケアでは「ブランドへの飽き」が上位にあがった。
調査期間は2月12日~13日。調査対象は全国の18歳以上の男女1000人。
購入・契約している商品の継続意向について聞いたところ、最も多かったのは「キャッシュレス決済」で95.2%。続いて「クレジットカード」が93.0%、「動画ストリーミングサービス」が88.9%だった。
その一方、「サプリメント(プロテイン含む)」「スキンケア」「自動車」などの有形商材の継続意向は比較的低い結果に。サプリメントは82.9%、スキンケアは81.1%だった。

継続意向について「今後は違うブランドを購入・契約したい」と答えた回答者の理由のうち、「飽きたから」はサプリメントで27.4%、スキンケアで19.1%だった。また、「費用対効果が悪いから」はサプリメントで24.2%、スキンケアで20.2%。
フュージョンとネオマーケティングは「サプリメントやスキンケアは効果が出るまでに時間がかかることが多い。『新しいものを試してみたい』という欲求が生じやすくなり、ブランドスイッチにつながる可能性がある」と考察している。

サプリメントとスキンケアで「今後も同じブランドを購入・契約したい」と答えた回答者にその理由を聞いたところ、サプリメントでは「購入しやすいから(手に入れやすい)」が最も多く40.3%だった。次点は「品質が良いから」で37.3%だった。
スキンケアでは「品質が良いから」が最多の47.3%で、「購入しやすいから(手に入れやすい)」が36.4%で続いた。
フュージョンとネオマーケティングは「商品の買い足しが定期的に発生し、ファッションや化粧品よりもルーティン的に利用される商材。面倒な手間をかけずにスムーズに手に入ることが重要視されている」と見ている。

各商品カテゴリーにおける購入・契約者特典の活用状況は、サプリメントは「活用している」が48.3%、スキンケアは「活用している」が39.4%だった。

「購入・契約者特典」の満足度は、サプリメントでは「満足している」「やや満足している」を合わせると81.2%だった。スキンケアでは「満足している」「やや満足している」の合計は79.1%だった。

ブランドからどのような対応を受けると「大切にされている」と感じるか聞いたところ、サプリメント、スキンケアともに「記念日や特別な日のお祝い」が最も多かった。サプリメントでは28.2%、スキンケアでは29.7%だった。
2番目に多かったのは、サプリメントは「困った時の迅速な対応」で26.2%。スキンケアでは「特別感のあるサービスや体験」で22.5%だった。

購入・契約後のサポートへの満足度は、スキンケアでは「満足している」「やや満足している」と答えた回答者が合わせて80.1%だった。サプリメントでは「満足している」「やや満足している」の合計は78.2%だった。

調査概要
- 調査方法:Webアンケート方式
- 調査期間:2025年2月12日~13日
- 調査対象:全国の18歳以上の男女1000人