「ダイレクトマーケティングとチャネル革新」をテーマに日本DM学会が5/16に研究発表大会
セブン&アイ・ホールディングスの最高情報責任者(CIO)鈴木康弘氏による講演など10講座を用意
日本ダイレクトマーケティング学会は5月16日、「ダイレクトマーケティングとチャネル革新」をテーマとした第14回目の全国研究発表大会を開催する。セブン&アイ・ホールディングスの最高情報責任者(CIO)鈴木康弘氏による講演のほか、通販・ECに関する研究発表が行われる。一般の入場も可能。
当日行われる講演と研究発表は合わせて10講座。「今後の流通はどうなるのか」「チャネルとはいったい、何を指す言葉となるのか」「ダイレクトマーケティングと有店舗小売業との差はどうなっていくのか」などをテーマにしている。
鈴木氏の講演は「セブン&アイHLDGS.のオムニチャネル戦略」と題して、セブン&アイグループのオムニチャネル戦略を紹介。特別講演として、日本ダイレクトマーケティング学会の上原征彦会長が「大きく変わる流通とダイレクトマーケティング」と題して講演する。
講演と研究発表の内容は次の通り。
基調講演と特別講演
- セブン&アイHLDGS.のオムニチャネル戦略(セブ&アイHLDGS.の最高情報責任者・鈴木康弘氏)
- 大きく変わる流通とダイレクトマーケティング(日本ダイレクトマーケティング学会会長の上原征彦氏)
研究発表
- オムニチャネル時代におけるダイレクトマーケティングの方向性と法的課題(太樹法律事務所の高橋善樹氏、中村洋心事務所の中村洋心氏)
- オムニチャネルで問われるアクチュアル・オペレーション―成否はマーケティングとオペレーションの同期化―(サプライチェーン経営研究所の市川隆一氏)
- 中国におけるオムニチャネル戦略の展開―ネットとリアルの競争と融合の視点から―(専修大学の渡辺達朗氏)
- 通販向け定期顧客用DMとコミュニケーション企画(シーノ・オフィスの白神しのぶ氏)
- 通販企業におけるデータサイエンティスト活用方法に関する考察(BLAXの岩井信也氏)
- 通信販売におけるロイヤルティ・プログラムの効果―リアル店舗との比較―(中村学園大学の中川宏道氏、青山学院大学の小野譲司氏)
- 中国を中心としたダイレクトマーケティング成功パターンの研究(Proto Visionの帆場英一氏、菅原正博氏)
- 通信販売における債権権利と与信に関する研究(筑波大学大学院の津田和彦氏、筑波大学大学院の東弘樹氏)
開催概要
- 日時:5月16日(土)10:00~15:50(受付開始9:30~)
- 会場:上智大学(東京都千代田区)
- 料金:DM学会正会員・賛助会員は5000円、特別会員(学生会員)は2500円、一般は6000円(早期割引あり)
- 主催:日本ダイレクトマーケティング学会
- 詳細と申し込み:https://www.dm-gakkai.jp/event/zenkokutaikai.html#sanka
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