【世代別調査】スマホやテレビ、SNSの利用率は世代によってどれくらい違う?
14~19歳は薄型テレビよりスマホの保有率が高い
コンサルティングファームのデトロイトトーマツコンサルティングは10月17日、デジタルデバイスの保有割合や利用状況を世代別に調査した「デジタルメディア利用実態調査」の結果を公表した。
世代別のスマホ保有率は14~19歳が84%で最も高い。年齢が上がるにつれ所有率は下がり、20~33歳は82%、34~50歳は70%、51~69歳は58%、70歳以上は28%だった。
薄型テレビの保有率はスマホとは逆に年齢が上がるにつれて上昇。34歳以上は保有率が9割を超え、70歳以上は96%に達している。薄型テレビは全世代で保有率が高いが、14~19歳ではスマホの所有率が薄型テレビをわずかに上回った。
新聞購読は70歳以上が57%だったのに対し、20~33歳は33%。
SNSを月1回以上利用する割合は14~19歳が87%、20~33歳は74%で若い世代ほど高い。34~50歳は約5割、51歳以上は約3割だった。
「テレビの“ながら視聴”」「ゲームを月1回以上利用」を行う割合も若い世代ほど高かった。
消費者ニーズが多様化し、保有デバイスや接触メディが年齢によって大きくことなることから、ECの販促計画を立てる際は「どの世代が、どんな端末を持ち、どんな媒体に接触している」を知ることが重要になる。
調査概要
- 調査対象:14歳以上の一般消費者を対象としたオンライン調査
- 調査実施期間:2017年2月~2017年8月
- 回答者数(日本国内分):2018人
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