約8割のユーザーがオンライン決済に不安、理由は「個人情報の流出」の可能性
ユーザーの23.5%は「決済代行会社が信用あるのか」と考えている
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングは「オンライン決済に関する調査」を行い、7月22日にその結果を公表した。それによると、約8割のユーザーがオンライン決済を使用する際、個人情報の流出に不安を抱いていることがわかった。
「オンライン決済を使用するにあたっての不安点」を聞いたところ、全体で82.6%のユーザーが「個人情報が流出しないか」と不安を抱えていると回答。続いて、75.1%が「不正請求されないか」と考えていることがわかった。
とくに女性は87.7%が「個人情報が流出しないか」と不安を抱えており、男性の75.4%よりも12.3ポイントも高かった。
EC企業では決済代行会社を利用するケースが圧倒的に多いが、ユーザーの23.5%は「決済代行会社が信用あるのか」と考えている状況が浮き彫りになった。
「オンライン決済を行なう際、望ましい決済方法がなかったら購入をやめますか」という問いでは、68.3%が「購入するものによる」と回答。一方、25.3%のユーザーが「やめる」と回答し、4人に1人は望ましい決済方法がなかった場合は購入をやめることが分かった。
オンライン決済を行う際、望んでいる決済方法がなかったら購入をやめるか否か(出典はネオマーケティングの調査資料)
「オンライン決済を行なう際に最も使用頻度が高い端末」では、全体で最も多かった回答が「パソコン」で81.8%。スマホは14.8%だった。特に20代ではスマホ比率が高く32.0%で、パソコンが64.0%。
年代が高くなるにつれてパソコンの比率が上がり、スマホの使用頻度は減っていく傾向にある。
調査概要は次の通り。
- 調査方法:ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
- 調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、直近1年間でオンライン決済を行なったことがある全国の20歳~59歳の男女
- 有効回答数:400人(20代~50代の男女:各50人)
- 調査実施日:2015年7月7日(火)~2015年7月9日(木)
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