初日の注文数は2,000件!「益子Web陶器市」成功の裏側に落ちないShopify 【ネッ担まとめ】
イベントやキャンペーンでアクセスが急増すると売上アップのチャンスですがサーバーが落ちる危険性もあります。Shopifyは費用も安くて落ちないのが強みです。
瞬間的なアクセス急増をさばくならShopify
【「益子Web陶器市」成功の立役者に聞く】準備期間3週間で想定の4倍の売上獲得 | 日本ネット経済新聞
https://netkeizai.com/articles/detail/1032
越境ECは長期戦で考える
コロナ禍のインバウンド激減で越境ECが再注目!売れる自社サイトを作るコツはモールとの併用にあり | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/7913
まとめると、
- 越境ECサイトの構築を手がけるジェイグラブにはこの3月〜4月、1日に何本も「越境ECサイトを作りたい」という問い合わせがあった。ほとんどの事業者が越境EC未経験
- 越境ECは長期戦で考えることが重要。数か月で売上をあげようというような考えでは成功しない
- 海外のユーザーはeBay、AmazonなどグローバルECモールの評価をすごく気にするため、モールに出店しないことにはユーザーからの信頼が得られない。刀剣などを扱うショップでは自社サイトのみの販売に切り替えるのに5年かかった
eBayでの5年間に蓄積した高評価のレビューを残しておくことが重要ですから。購入者はeBayの過去の評価レビュー、ID名などを頼りに自社サイトを検索し、自社サイトにたどり着きます。問い合わせが入ったらすばやく返信したり、顧客宛てにリピート購入を促すメールを配信したり、あえて紙のカタログを日本から送ったりと、コツコツと積み上げてこられました。やはり、越境ECでそれなりの売上を達成するには時間がかかるんです。
─ジェイグラブ 代表取締役 山田彰彦氏
日本で海外の商品を買う時も不安があるように、海外の人も日本の商品を買うのは不安です。信頼を得るには自社サイトよりもモールが有効とのことなので、いきなりネットショップを立ち上げるのは考えたほうが良さそうです。日本の感覚では売れないということを強く認識しておきましょう。
Amazonが認知度・利用率ともにトップ
2020年5月総合EC・ネットスーパー利用動向調査 | MMD研究所
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1867.html
まとめると、
- MMD研究所の調査によると、総合ECの利用経験で最も多いのは「Amazon(n=2,067)」で81.6%、次に「楽天市場(n=2,026)」が74.8%、「Yahoo!ショッピング(n=1,969)」が56.3%だった
- 総合ECを現在利用している1,830人にメインで利用しているモールを聞いたところ、「Amazon」が52.0%と最も多く、次に「楽天市場」が28.7%、「Yahoo!ショッピング」が11.3%だった
- スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女2,128人に、利用しているポイントについて複数回答で聞いたところ、「Tポイント」が71.7%と最も多く、「楽天ポイント」が58.3%、「Pontaポイント」が47.8%だった
モールとしての認知度と利用率ははAmazonが1位のようです。スマホユーザーを対象とした調査なので、スマホを使っているとAmazonが便利だということなんでしょうね。ポイントに関してはTポイントと楽天ポイントが強いので自社独自のポイントを発行するのであればクーポンにしてしまうのが良いかもしれません。他で使えないポイントは貯めないですよね。
EC全般
【コロナ禍の消費行動調査】ECモールの利用者は堅調に増加、ECを使った高齢者は継続意向が高い | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7704
2020年4月と2月を比べたユーザーの伸び率は、「Amazon.co.jp」が6.0%増、「楽天市場」は10.5%増、「Yahoo! ショッピング」が14.1%増。
ロコンド、爆売れ「通販スニーカー」を生んだ裏側 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/354931
「2019年後半からテレビCMを減らし、オリジナル商品の企画・開発を本格化させる方向に転換」した結果です。
ワークフローの問題がeコマースのカスタマーエクスペリエンスに影響を及ぼす | U-Site
https://u-site.jp/alertbox/food-shopping-covid19
自社都合で考えているとユーザーの不満になることが多いです。長い記事ですが当てはまることがあれば改善を。
1画面1質問形式のエントリーフォームでカゴ落ち削減、「futureshop」にエントリーフォーム最適化ツールを導入 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7708
フューチャーさんは追加機能が豊富ですがその都度費用がかかってしまうのが悩ましい。
ECサイト作成・モール進出前に必要なのは土台固め サイト設計や訴求内容の決めかた教えます | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/7897
ECは売れてなんぼ。作ることは目的ではないです。
ECで「値上げ」の、やり方・考え方。利益率を上げて健全化するには? | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/200609-priceincrease/
何も考えずに値上げをしてはダメです。値上げ候補を選んでから。
今週の名言
過去の自分に対して、サッカー以外で何を変えたらよかったかと問われたら、間違いなく「睡眠」と答えます。
─FC東京 林彰洋選手
眠りがパフォーマンスを変えた FC東京の林選手が語る「睡眠力」 | Forbes JAPAN
https://forbesjapan.com/articles/detail/34792
コロナの影響でスマホの利用時間が増えている人も多いと思いますが、スマホレスで良い睡眠をとらないと良い仕事もできません。私も寝る前の1時間は紙の本を読んで頭を落ち着けてます。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
コロナの影響で中止になったイベントが多い中、陶器市をWebで開催した益子町の事例です。サーバーが重くなったり落ちたりしなかったのがポイントです。サーバーが落ちてしまうと売れるチャンスを逃してしまいますので、ネットショップには強いサーバーが必要ですが、固定費がかるので増強はなかなか難しいです。Shopifyの良さは絶対と言っていいほど落ちないところなので、カート選びが正解だったということですね。
ただし、関連記事にあるようにShopifyは癖があることに注意です。
関連記事
https://commerce-media.info/blogs/ec/domain