チャージバック補償団体保険サービスの提供を開始、GMOペイメントゲートウェイ
自ら販売代理店となり、普及に尽力していく
決済代行のGMOペイメントゲートウェイは3月16日、EC事業者にチャージバックの損害が発生した場合に、その損害分を補償する「チャージバック補償団体保険」の提供を開始した。
チャージバックに関する保険に関してはすでに、グループのGMOイプシロンのほか、ソフトバンクペイメントサービス(参照記事)やベリトランス(参照記事)などの競合企業が展開している。GMOペイメントゲートウェイは決済代行会社で初めて損害保険代理店としてチャージバック保険を展開。自ら保険代理店となることで、普及に尽力していく。
チャージバック補償団体保険制度は、ユーザーのクレジットカードが詐取や横領、紛失などによる不正使用、偽変造されたカードによる不正使用があった場合に発生する返金請求などのチャージバックに関し、加盟店の損害を補償するもの。
ECの場合、利益率の低い商品も多く、こうした被害があるとEC事業者が経営していく上で大きな損害になることも少なくない。GMOペイメントゲートウェイでは、EC事業者が安心してネットショップ運営を行っていくために、「チャージバックバック補償団体保険」の普及は必須だと判断。多くのEC事業者に利用しやすくするため、自ら損害保険代理店となったとしている。
引受保険会社は三井住友海上火災保険で、チャージバックが発生した際、三井住友海上火災保険から保険金が支払われる。
今後、GMOペイメントゲートウェイの決済代行サービスを利用しているEC事業者に広く提供していきたいとしている。
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