賃貸でもOK! お部屋がもっと好きになる、はがせる壁紙を体験しました!
みなさん、壁紙は好きですかー? え? 壁紙のことなんて気にしたことがない!? それは遅れてます! 簡単に貼れてきれいにはがせる壁紙が、今とっても話題なんですよ! 賃貸にお住まいの方も必見です! 写真◎吉田 浩章
今回、私が参加したのは輸入壁紙専門店「WALPA」(ワルパ)のワークショップ。WALPAはネットショップだけでなく、銀座、恵比寿、新宿、大阪、福岡にも実店舗を運営しています。
いよいよ壁紙貼りに挑戦!
壁紙をはがすときは壁紙をはがし、水で湿らせた雑巾などで壁に残ったのりを拭き取ります。なんと、きれいにはがせばまた使えるそうです。びっくりするくらい丈夫なんです!
ほかのワークショップ参加者の仕上がりも拝見!
僕らの仕事は「壁紙を貼ったことがない人を貼ったことがある人に変えること」
最後に、林さんにお話を伺いました。
「日本の壁紙は90%以上がビニールクロス。その中でもさらに90%が白の無地です。世界的の中で特異な壁紙文化を持っているんです」と林さん。壁紙屋さんに就職したものの、画一的な日本の壁紙は面白くないなあと思っていたそうです。購入したマンションの壁も白いままでした。
そんな林さんを変えたのがある壁紙との出会い。オランダの家具デザイナー ピート・ヘイン・イークの「SCRAPWOOD WALLPAPER」です。
「学生時代から好きなアーティストでなんですが、彼が壁紙を作っていると知り、絶対に日本の代理店になりたいと思いました。大きな商社さんも名乗りを上げていたみたいですが、猛烈にプッシュしてうちが代理店になったんです。最初に入荷した壁紙を、僕、すぐに貼ったんです」(林さん)
林さんが惚れ込んだ壁紙は、今も一番の人気商品だそうです。
「僕らの仕事は壁紙を貼ったことがない人を貼ったことがある人に変えること。そのためには壁紙を貼らない理由をつぶしていくことと、『これ貼りたい!』ってモチベーションになる商品が必要なんです」(林さん)
そのためにこういったワークショップで「こんなにたくさん種類があって、こんなに簡単に貼れるんですよ」って、伝えるための活動をしているんですね。
海外では衣替えのように壁紙を変えて、「これが私の部屋よ!」と個性満載でオシャレな部屋を目にするのに、どうして日本の壁はどこもかしこも白いんでしょう?
壁紙屋さんに理由を聞いてみたかったのです。
毎日玄関使うし、キッチンも使いますよね。トイレに行きますよね。寝ますよね。
部屋のどこにいても、目に飛び込む景色には必ず壁紙があるのだー!
こんなに身近にあるものなのだから、もっと自己表現のツールとして自由に遊ぶべきだと思うのです。
お洋服を選ぶように、もっと気軽にインテリアも楽しむことができたら、日々のテンションがどれだけアガるかと。
壁紙貼りを体験してしまった私は、白い壁紙に囲まれて暮らすのはもうイヤになりました(笑)
こんなに簡単なのに、どうして今までやらやかったんだろう。「壁紙を貼り替えるなんて、きっと難しい」「大変そう……」という先入観は大きな間違いでした!
好きな空間(モノ)を所有することで、なりたい自分、ご機嫌な自分で過ごせたら、毎日はもっとワンダフル!
「壁紙は直感で選んでください。たいてい皆さん悩むんですが、最初に良いなって思った柄に決まるんです。理屈じゃないんですよね、良いと思ったら良いんです」
これは、壁紙博士・林さんからの、壁紙選びの際のとっておきアドバイス。
〝みんなと同じ〟を脱却して、自分だけのご機嫌な空間を作りましょう!
動画でもレポートしています。こちらもご覧ください!