石居 岳 2019/9/3 9:00

ECサイト構築・通販システム構築・支援を手がけているエルテックスが発表した「通信販売事業関与者の実態調査2019」によると、EC・通販事業者が活用するSNSのトップはLINEで、現状利用している事業者は60.3%。

今は使っていないが今後使いたい、過去に利用していたが今は使っていないを合わせると、LINEが82.0%でトップだった。

通販・EC事業者のSNS利用状況 エルテックスが発表した「通信販売事業関与者の実態調査2019」
通販・EC事業者のSNS利用状況

現在利用中のSNSを見ると、LINEに続くのはFacebookで54.3%、TwitterとInstagramはともに50.3%。利用中・過去利用・今後利用を含めると、主要SNS(LINE、Facebook、Twitter、Instagram)すべてで7割を超えている。

どのようなジャンルでSNSを利用しているか聞いたところ、SNSを活用している通販関与事業者は主要SNSすべてで「認知・ブランディング」が最も高いスコアとなった。その中でFacebookは55.8%。

現在は利用していないが、今後活用したいではLINEが47.1%、Instagramが43.3%。

「認知・ブランディング」では最もスコアが低かったLINEだが、「CRM(顧客フォロー)」「業務連絡:問い合わせ対応、お知らせ一般、督促、他」「業務連絡:物流、お届け予定連絡、不在対応」ではトップスコア。LINEは顧客とのコミュニケーションを図るツールとして重宝されているようだ。

SNSを活用している事業者の利用ジャンル エルテックスが発表した「通信販売事業関与者の実態調査2019」
SNSを活用している事業者の利用ジャンル

調査概要

  • 調査エリア:全国
  • 調査対象者:楽天リサーチ保有の調査パネル(ビジネスパネル)、年商規模1億円以上(1~10億円未満:111、10~100億円未満:88、100億円以上:101)の通販事業に携わる1~3の職種の会社役員、社員、派遣社員、個人事業主
    • 1. マーケティング・広告・宣伝
    • 2. 業務(受注、決済、配送、その他の業務)
    • 3. 情報システム
  • 調査方法:ネット方式によるアンケート調査
  • 調査期間:2019年6月21日~24日
  • 回収サンプル数:300(調査対象者 マーケ:100、業務:100、情報システム:100)
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