B2C製造業のEC商品情報管理を効率化するには?担当者の52.0%が、ECサイトで扱う商品情報の管理・更新に「課題」を実感

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2025年03月25日(火)
株式会社Contentserv
~ブランドの一貫性を保つ施策や、今後強化したい取り組みも明らかに~

商品情報管理(PIM)のクラウドサービスプロバイダーである株式会社Contentserv(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 信明)は、B2C製造業における商品情報管理の実態に関する調査を実施し、その結果を公開しました。(https://www.contentserv.com/ja/reports-and-surveys/b2c-product-information-management-2025)
本調査は、年商100億円以上・従業員100名以上のB2C製造業企業に勤める経営企画、マーケティング、営業企画/戦略、DX推進、IT、EC担当者102名を対象に実施しました。



■ 調査サマリー
01|52.0%の担当者が「商品情報の管理・更新に課題を感じている」と回答。中でも「複数チャネルへの登録・更新の煩雑さ」(52.8%)が最多

02|ブランドの一貫性維持のために、「ブランドガイドラインの運用」(34.3%)、「チェックリストによる品質管理」(28.4%)などの取り組みが実施されている

03|今後強化したい取り組みとしては「データ分析・活用の強化」(39.2%)が最多。一方で「人材・スキル不足」(40.0%)が大きな障壁となっている

調査の背景
2025年1月にContentservが実施した消費者調査では、82.0%が「商品情報の相違が購買判断に影響を与える」と回答し、正確で一貫性のある情報提供の重要性が改めて浮き彫りになりました。
こうした背景を踏まえ、今回は企業側、特にB2C製造業のEC、マーケティング、デジタル戦略の担当者に焦点を当て、商品情報管理の現状と課題、今後の注力領域について調査を行いました。

【調査結果概要(一部公開)】
■ 商品情報管理の「煩雑さ」と「時間的コスト」が大きな課題に
- 52.0%の担当者が、ECサイトでの商品情報管理・更新に課題を実感(「非常に感じている」16.7%、 「やや感じている」35.3%)
- 最大の課題は「複数チャネルへの登録・更新の煩雑さ」(52.8%)。続いて「作業時間の多さ」(37.7%)、「画像・動画の管理の煩雑さ」(35.8%)が上位に
- 週10時間以上を情報更新に費やす企業が約4割(37.2%)にのぼる実態も明らかに

こうした状況の背景には、取り扱う商品点数やチャネルの増加、そしてマーケットプレイスや自社EC、SNSなど多様な接点ごとの仕様対応の負荷が挙げられます。また、視覚情報の重要性が増す一方で、それらを効率的に管理できる体制が整っていない企業も多く、属人化や手作業への依存が課題となっていることが示されました。

複数のチャネルへの登録・更新が煩雑:52.8%・作業に時間がかかりすぎる:37.7%・コンテンツ(画像・動画)の管理が煩雑:35.8%・データの入力ミスが頻発する:32.1%・部門間での情報共有が円滑でない:28.3%・更新のタイミングにばらつきが出る:26.4%・担当者によって品質にばらつきが出る:24.5%・マーケットプレイスごとの仕様対応が大変:22.6%・人的リソースが不足している:20.8%


・20時間以上:9.8%・15時間~20時間程度:7.8%・10時間~15時間程度:19.6%・5時間~10時間程度:10.8%・5時間未満:15.7%・わからない/答えられない:36.3%

■ブランド一貫性の維持と今後の注力領域、その実現を阻む壁とは
- ブランドの一貫性確保のために「ブランドガイドラインの運用」(34.3%)や「チェックリストによる品質管理」(28.4%)を実施
- 商品情報やコンテンツの一元管理を目的とした「PIM/DAMの導入」も24.5%にのぼる
- 今後は「データ分析・活用の強化」(39.2%)や「パーソナライズ対応」(35.3%)といった、より高度な施策への関心が高まっている
- 一方で、「人材・スキルの不足」(40.0%)が最大の障壁。さらに「既存システムとの連携」(36.2%)、「予算の確保」(33.8%)なども課題に

この結果から、企業がブランド価値の維持と向上を目指しつつも、それを支える体制・リソースが不十分なことが浮き彫りとなりました。特に、統一されたブランド体験を実現するには、正確で一貫性のある商品情報の整備と、部門横断的な連携が不可欠です。

・ブランドガイドラインの運用:34.3%・チェックリストによる品質管理:28.4%・商品情報管理のガイドラインを設定:26.5%・PIM/DAMシステムの導入:24.5%・専門チームによる一元管理:23.5%・定期的な品質レビューの実施:19.6%・マーケットプレイス対応ツールの利用:18.6%・商品情報テンプレートの活用:15.7%・部門間での情報共有会議の開催:13.7%・外部専門家によるレビュー:2.9%


・データ分析・活用の強化:39.2%・パーソナライズ対応の強化:35.3%・画像や動画管理の効率化:24.5%・商品情報一元管理システムの導入:20.6%・更新作業の自動化:20.6%・商品データの品質管理プロセスの確立:17.6%・部門間連携の改善:15.7%・マーケットプレイス連携の強化:11.8%


・人材・スキルの不足:40.0%・既存システムとの連携・統合:36.2%・予算の確保:33.8%・既存業務への影響:26.2%・効果の測定:25.0%・部門間の調整:23.8%・運用体制の整備:18.8%・経営層の理解:16.2%

まとめ: PIMを軸に、顧客体験を支える商品情報管理へ
本調査を通じて、B2C製造業における商品情報管理は、属人的で非効率な運用から脱却し、戦略的に活用すべきフェーズにあることが明らかになりました。一方で、情報の更新負荷や視覚コンテンツの管理、人材・スキル不足など、現場には多くの課題が残されています。

また、消費者側では「情報の不一致」が購買の障壁になっており、企業が正確で一貫性のある情報をすべてのチャネルで適切に届けることの重要性が浮き彫りになりました。

今後、企業が競争力を高めるには、
- PIMによる一元管理と情報品質の担保
- 視覚コンテンツの効率的運用と最適化
- データ活用を支える体制と人材育成

といった取り組みが不可欠です。

商品情報は、もはや管理項目ではなく、顧客体験と売上に直結する戦略資産です。
Contentservは、こうした課題に向き合う企業を支援し、持続的な商品情報基盤の構築と、あらゆる顧客接点でのブランド価値向上を実現します。

■本調査レポートの完全版は、こちらよりダウンロードください。
https://www.contentserv.com/ja/reports-and-surveys/b2c-product-information-management-2025

調査概要
- 調査概要    B2C製造業における商品情報管理に関する実態調査
- 調査方法    IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調
- 調査期間    2025年2月13日~2月18日
- 有効回答    102名(年商100億円以上・従業員数100名以上のB2C製造業勤務者)

※1|合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

<本調査データの引用・利用について>
本調査のデータを資料する際に、情報の出典元として「株式会社Contentserv」と記載してください。
https://www.contentserv.com/ja/reports-and-surveys/b2c-product-information-management-2025

■ Contentservについて
Contentservは、商品情報管理 (PIM) 、デジタルアセット管理 (DAM) を統合した Product Experience Cloudを展開しています。AIを搭載したプラットフォームによって、マスターデータの管理、販売コンテンツの生成から広告配信、販売チャネルへの連携、売上分析までの一連のプロセスを一元管理することができます。Contentservは、89カ国1500社超に導入され、マーケティングや営業、アフターサービス等、さまざまな部門で利用されています。

■ 会社概要
会社名 :株式会社Contentserv
設立  :2017年
代表者 :代表取締役社長 渡辺 信明
所在地 :〒105-6021 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー21F
事業内容:クラウド型商品情報管理 (PIM)統合プラットフォームの提供
URL  :https://www.contentserv.com/ja/
Linkedin: https://www.linkedin.com/company/contentservjapac/
Twitter: https://twitter.com/contentserv_JP
Facebook:https://www.facebook.com/Contentserv/
Youtube: https://www.youtube.com/@Contentserv_JAPAC


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