毎日利用しているアプリ数「10個以上」は約2割で、「SNS」「ニュース」が上位に【スーパーアプリに関する調査】
MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「スーパーアプリに関する調査」によると、毎日利用しているアプリ数は「10個以上」が約2割だった。調査対象は15歳~69歳の男女7000人で、期間は2023年6月29日~30日。
毎日利用しているアプリ、「10個以上」が約2割
調査対象者のうちスマートフォンを所有しているユーザーに毎日利用しているアプリの数を聞いたところ、「10個以上」は22.2%、「7個」~「9個」は合わせて6.9%、「4個」~「6個」が合わせて30.9%、「1個」~「3個」が合わせて34.1%だった。「毎日利用しているアプリはない」は5.9%。
年代別で見ると、「10個以上」が最も多いのは30代で25.3%、「7個」~「9個」は10代で10.7%、「4個」~「6個」は10代で36.7%、「1個」~「3個」は60代で37.4%だった。
普段利用しているアプリ、毎日利用は「SNS」「ニュース」「天気」が上位
「毎日利用しているアプリがある」と回答したユーザーに毎日利用しているアプリ・アプリ内機能の種類を聞いたところ、トップは「SNS」(62.2%)で、「ニュース」(43.5%)「天気」(40.6%)と続いた。
スマートフォンを所有しているユーザーに週1回は利用しているアプリ・アプリ内機能の種類を聞いたところ、「店頭・オンラインでのキャッシュレス決済」(18.2%)が最多。次いで「ショッピング」(13.0%)「天気」(11.8%)だった。
月1回は利用しているアプリ・アプリ内機能の種類については、「ショッピング」(16.7%)が最多で、「ネットバンキング」(14.3%)「クレジットカード管理」(11.0%)が続いた。
スーパーアプリの利用意向は42.1%。男女ともに10代が高い傾向
「スーパーアプリ」とは、1つのアプリ内でSNS、スマホ決済、EC、保険の申し込み、公共料金の支払い、フードデリバリーなどさまざまなジャンルの機能を利用できるサービス。
調査対象者にスーパーアプリの概要を説明した上で認知と利用意向を聞いたところ「内容について知っていて、利用したい」が14.5%、「内容について知っているが、利用したいと思わない」が9.0%、「内容について知らなかったが、利用したい」が27.6%、「スーパーアプリの内容について知らず、利用したいと思わない」が49.0%だった。認知度は合わせて23.4%、利用意向は合わせて42.1%。
認知度を年代別に見ると、男性20代が33.9%で最も高く、次いで男性30代が32.7%、男性40代が31.1%だった。
利用意向を年代別に見ると、最も高いのは女性10代で52.2%、次いで男性10代が50.4%、男性30代と男性40代がともに46.1%だった。
利用したい機能上位は「ポイント管理・運用」「クーポン」「キャッシュレス決済」
「スーパーアプリを利用したい」と回答した人に、利用したい機能を聞いたところ、最多は「ポイント管理・運用」(49.1%)で、次いで「クーポン」(44.9%)「店頭・オンラインでのキャッシュレス決済」(40.0%)だった。
利用したい理由上位は「ポイントを貯めやすい」「たくさんのアプリをインストール・使い分けしなくて済む」
スーパーアプリを利用したい理由について聞いたところ、「ポイントを貯めやすいと思う」(45.6%)が最多で、次いで「たくさんのアプリをインストールしなくて済む」(43.1%)「たくさんのアプリを使い分けなくて済む」(42.1%)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「スーパーアプリに関する調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2023年6月29日~6月30日
- 調査対象:15歳~69歳の男女
- 有効回答:7000人
- 設問数:7問