メルカリが始めたクリック課金型の広告配信サービス「メルカリAds」とは
メルカリはクリック課金型の広告配信サービスを開始。リテールメディア広告市場に参入する
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メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」内でクリック課金型の広告配信サービス「メルカリAds」を2月6日から本格的に開始した。広告主は、検索結果画面に検索キーワードなどに合わせた広告を掲載できる。
「メルカリ」ユーザーは他のECサイトと比べて利用時間が長い傾向にあるという。「メルカリAds」を通じて、「メルカリ」のユーザーが入力する検索キーワード、ユーザーの興味関心に一致する広告を表示することで、欲しいモノに出会える機会を広げる。
「メルカリAds」の配信方法は、外部サイトへ誘導するオフサイト広告、「メルカリ」内へ誘導するオンサイト広告の大きく2種類となる。
オフサイト広告
オフサイト広告は、「Product Ads」「Infeed Ads」の2種類。
- Product Ads:商品データフィードを連携することで、通常の出品情報と同様のクリエイティブで広告配信ができる、主にEC事業者向けの広告商品
- Infeed Ads:画像やテキストクリエイティブを入稿すると広告配信ができる、広告主の業種を問わない広告商品
オンサイト広告
- 検索結果画面で、「メルカリ」内に開設できるネットショップ「メルカリShops」の商品を表示されやすくする広告商品
近年、小売事業者が顧客データを活用した広告事業であるリテールメディアを始める動きが加速している。日本のリテールメディア広告市場は年々拡大しており、2024年に4692億円、2028年には約2.3倍の約1兆845億円になると予測されている。メルカリは、「メルカリ」が月間2300万人に利用されているサービスに成長していることから、広告事業に参入することでリテールメディア広告市場における一定のポジションを確立できると判断した。
「メルカリ」内で顧客の購買データを活用した広告を掲載することで、「メルカリ」の利用者に、二次流通では出会えないモノやサービスに出会える機会を提供する。
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