中川 昌俊 2016/5/11 9:00

JR東日本は5月10日、首都圏の各駅に日本郵便とヤマト運輸の宅配ロッカーを設置していくと発表した。今後、1年間で100駅程度に広げる予定。

首都圏のJR各駅で宅配ロッカーが設置されれば、通販荷物を宅配ロッカーで受け取るユーザーが増えると予想される。今後EC事業者は宅配ロッカーへの配送を見据えた梱包作りが重要になってきそうだ。

2016年6月から池袋駅、川口駅、鶴見駅、幕張駅、東所沢駅など首都圏の11駅に設置。今後1年間で山手線、京浜東北線、東海道線、中央線、埼京線、総武線など100駅程度にまで広げる。

JRに設置する宅配ロッカーは、当面は再配達の荷物を中心に取り扱う予定。消費者がヤマト運輸と日本郵便に再配達を依頼する際、駅のロッカーを指定できるようにする。将来的にECサイトで購入する際、配達先を駅の宅配ロッカーを選べるようにする。

ヤマト運輸のロッカーは佐川急便など他社の宅配便の荷物も受け入れる予定。一方、日本郵便のロッカーではイオンのネットスーパーなど専用便の商品の受け取りに対応するとしている。

JR各駅に設置される宅配ロッカー
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