瀧川 正実 2017/1/17 9:00

日本ランズエンドがECサイトのサービスを拡充する。

ECサイトで過去に購入した商品と販売中の商品をサイト上で比較できるツール「Virtusize(バーチャサイズ)」を2016年秋に導入。

2017年春には顧客ごとにパーソナライズした商品を勧めるAI活用のレコメンドツールのほか、カート放棄メールを導入。パーソナライズ化を進め、利用者とのコミュニケーションを密にする。

2016年秋に導入した「Virtusize」は、購入済みの商品と販売商品のサイズ比較ができるツールで、2011年にスウェーデンで創業したVirtusize株式会社が提供している。

ヨーロッパ・アジアを中心に大手オンラインショップが利用、日本国内では「MAGASEEK」「ディノス・セシール」「URBAN RESEARCH ONLINE STORE(アーバンリサーチ オンラインストア)」「UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE(ユナイテッドアローズ オンラインストア)」などが導入している

「Virtusize」は、購入履歴商品と販売中の商品をイラストで重ね合わせて表示、画面上でフィット感やサイズを見比べることが可能。ユーザーは過去に購入した商品を参考に、最適なサイズが選べるという。

日本ランズエンド、過去に購入した商品と販売中の商品をサイト上で比較できるツール「Virtusize(バーチャサイズ)」を2016年秋に導入

自身の服と販売中の服が中央に表示され、サイズを比較できる

購入履歴商品がない場合、ユーザー自身が計測したサイズを手入力することで、ヴィジュアル比較ができるようになる。

アパレルなどのECサイトでは、販売する各アイテムの着丈・身幅・ウェスト・股上下などの採寸情報、着用モデルの身長を掲載。サイズに関わる参考情報を記載し、購入の判断材料を提供してきた。

「Virtusize」を導入したことでEC利用客が抱えるフィット感への不安を解消、サイズの誤購入の縮小などにつなげる。

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