スマホ決済「PayPay」が自社ECでも利用可能に。「PayPayオンライン決済サービス」をスタートへ
「PayPay」に登録したカード情報を使って自社ECサイトで決済が利用できるようになる今回のサービス名は「PayPayオンライン決済サービス」。決済サービスプロバイダ、ショッピングカート事業者との連携を進めている
PayPayはスマホ決済サービス「PayPay」を2020年に自社ECサイトでも利用できるようにする。登録者数2000万人を超えた「PayPay」が利用できる場所をさまざまな企業が運営する自社ECサイトにも拡大。「PayPay」を“使う”“ためる”といった利用を促進する。
「PayPay」に登録したカード情報を使って決済が利用できるようになる今回のサービス名は「PayPayオンライン決済サービス」。利用者はECサイトで商品を購入する際、PayPay決済を選択するとクレジットカード情報を入力することなく、商品を購入することができるようになる。
接続を予定している決済サービスプロバイダ、ショッピングカート事業者は12月16日時点で次の通り。
決済サービスプロバイダ
- SBペイメントサービス
- GMOイプシロン
- GMOペイメントゲートウェイ
- ゼウス
- ベリトランス
- Boku Network Services, Inc.
ショッピングカート事業者
- aishipR(ロックウェーブが開発・販売)
- e-shopsカートS(ハンズが開発・販売)
- おちゃのこネット
- カラーミーショップ(GMOペパボが開発・販売)
- ショップサーブ(Eストアーがが開発・販売)
- futureshop(フューチャーショップが開発・販売)
- MakeShop(GMOメイクショップが開発・販売)
QRコード決済などのアカウント情報を利用して自社ECサイトで決済できるようにする仕組みはID決済と呼ばれ、ECモールではAmazonの「Amazon Pay(アマゾンペイ)」、楽天の「楽天ペイ」が先行している。
ID決済は自社ECサイトの決済方法の拡充に加え、カード情報の入力の手間を省くことによってカート落ちの改善につながる効果があるとされている。
なお、接続を予定しているショッピングカート事業者の1社であるロックウェーブは12月16日、「aishipR」の「PayPayオンライン決済サービス」への対応を発表。2020年2月末をメドに連携するとしている。
ロックウェーブでは早期エントリーキャンペーンを展開。初期・月額費用無料といった自社ECサイトへの「PayPayオンライン決済」導入キャンペーンを行う。
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