瀧川 正実 2021/10/18 9:00

ファーストリテイリングの発表によると、2021年8月期におけるグループ全体のEC売上高は約3800億円に達した。

売上高にあたる連結収益は前期比6.2%増の2兆1329億円で、EC化率は約18%まで拡大したとしている。

グループEC売上高とEC化率の推移(画像はファーストリテイリングが公表したIR資料からキャプチャ)

国内ユニクロ事業のEC売上高は前期比17.9%増の1269億円。海外ユニクロ事業とジーユー事業はEC売上高の具体的数値は明らかにしていないが、海外ユニクロ事業(売上高は同10.2%増の9301億円)のEC売上構成比率は約20%、ジーユー事業(同1.4%増の2494億円)のEC売上構成比率は約11%だったという。

ファーストリテイリングは“EC本業化”を掲げている。全世界で自社開発の新コマースプラットフォームを導入し、各国EC組織の強化、世界最大の品ぞろえのデジタルフラッグシップの立ち上げを進めた。

エンジニアの内製化含め、新規サービス・機能開発のスピードが圧倒的に向上したという。

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