「ショート動画を見て商品を購入したことがある」は32.2%。購入ジャンルのトップは「食品」【ショート動画とEC調査】
MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「ショート動画とコマースに関する調査」によると、ショート動画を見て商品を購入したことがある回答者の割合は32.2%だった。調査対象は18歳~69歳の男女7000人、期間は2023年3月17日~3月20日。
視聴している割合が高いサービス上位は「YouTube ショート」「Instagram Reels」
調査対象者にショート動画を視聴できるデバイスの所有について聞いたところ、94.4%が「所有している」と回答した。
「デバイスを所有している」という回答者に、「YouTube ショート」「Instagram Reels」「TikTok」「LINE VOOM」「Likee」の利用状況について聞いた。「視聴のみしている」「視聴も投稿もしている」を合わせて「視聴している」の割合は、「YouTube ショート」が38.5%で最も多く、次いで「Instagram Reels」が23.1%、「TikTok」が20.6%だった。
ショート動画の視聴タイミングは「就寝前」が最多
「ショート動画を視聴している」と回答した人に視聴するタイミングを聞いたところ、最多は「夜寝る前」(48.4%)、次いで「休憩時間」(44.7%)「休日」(34.6%)だった。
ショート動画を視聴して商品購入したは32.2%
ショート動画を視聴して商品を購入したことがあるか聞いたところ、32.2%が「購入したことがある」と回答した。性別で見ると、男性は34.8%、女性は29.4%。
購入した商品、男性は「食品」、女性は「化粧品」がトップ
「ショート動画を視聴して商品を購入したことがある」と回答した人に、購入したモノを聞いたところ、トップは「食品」(30.0%)で、「雑貨(靴、バッグ、アクセサリー)」(23.7%)「化粧品」(23.2%)と続いた。
性別で見ると、男性のトップは「食品」(30.2%)で、次いで「雑貨(靴、バッグ、アクセサリー)」(24.4%)「日用品・文房具」(23.7%)だった。女性のトップは「化粧品」(36.6%)で、次いで「食品」(29.6%)「雑貨(靴、バッグ、アクセサリー)」(22.7%)だった。
購入した理由は「商品の内容(見た目)」が最多
ショート動画を視聴して商品を購入しようと思ったきっかけを聞いたところ、「商品の内容(見た目)」(46.7%)が最も多く、次いで「詳細な商品の説明」(42.4%)「好きなブランドが投稿」(31.6%)だった。
ショート動画の好きなジャンル、男性は「スポーツ」女性は「ペット・動物」がトップ
ショート動画を視聴している人に好きなジャンルを聞いたところ、「ペット・動物」が32.5%で最も多く、次いで「音楽」が31.4%、「料理」が29.5%だった。
性別で見ると、男性の最多は「スポーツ」(32.2%)で、次いで「音楽」(30.5%)「ニュース」(26.9%)。女性は「ペット・動物」(39.6%)が最多で、次いで「料理」(38.7%)「有名人・タレント」(33.7%)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「ショート動画とコマースに関する調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2023年3月17日~3月20日
- 調査対象:18歳~69歳の男女
- 有効回答:7000人
- 設問数:7問