データの有用性を改めて考える。勝っている理由がわかれば、勝てる施策もより明確に!【ネッ担まとめ】
EC事業は改善施策を実施しただけでは50点です。データを活用して仮説検証を行ってもう50点です。「データが重要だとは知っているけれど、いまいち習慣化しなくて……」という方もまだまだ多いかと思います。今回はデータの有用性について改めて考えてみましょう!
改めてデータについて考えよう
デイリーポータルZ・林さんがリクルート流「データマネジメント」を深掘り。そもそもデータって大事なんですか……? | はてなニュース
https://hatenanews.com/articles/2024/09/26/103000
林 事業判断の基になっているデータそのものが実は正確ではなく、正しい意思決定ができなくなるって、いろいろな会社でありがちですよね。
秋山 そうですね。(中略)事業の中長期的な展望を考えた時、やっぱり正しくて信じられるデータがあって、それをもとに何かを判断したり、プロダクトにフィードバックしたりする、このループが回らないと成長はないと思ったんです。
秋山 そうですね。事業判断においてデータを最も重視する、という認識は経営層も共有しています。
林 データがグチャグチャでよく分からないけれど、売り上げが伸びているからいいか、とはならないんですね。
秋山 勝っているか負けているか分からないけれど、なんか勝っている風だからいいか、みたいな判断は実はメチャクチャ危なくて、気を付けなければなりません。
(中略)
秋山 逆に、私たちは「全部やろう」とならないんです。データがあるのでやらないことを決められる。
EC事業にとってデータとは、お客さまの反応そのものです。つまり、データは「客観的」な評価が「定量化」したものといえます。
ECチームが決める施策は「主観的」で「定性的」になりがちですから、データを活用することで、「主観的」「定性的」な行動を「客観的」「定量的」な評価に変化させることが「事業判断」になるわけです。
勝っている理由がわかれば、勝てる施策もより明確になりますよね。
要チェック記事
結果を出せる人は、問題を絶対に放置しない。いま、重要性が増している「修正力」 | STUDY HACKER
https://studyhacker.net/mitsuru-onishi-interview01
できたところからは「再現性」を、できなかったところからは「小さな改善」を。
重要度が高まるEC物流の「差別化」「業務フロー改善」「コスト圧縮」などにつながるAI活用とは【EC荷主と3PLの最新意識調査】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/12972
いずれ日本にもやってくる波ですね。配送ルートの最適化はすぐにでも活用したい。
サイゼがじわじわ「メニュー数」を減らす本質理由 | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/830817
「サイゼリヤ」のグランドメニュー変更は、本日10月16日からです。
西田葬儀社、最新AIチャットボットを導入、葬儀に関する疑問を24時間サポート | 西田葬儀社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000149658.html
古い業界の新しいチャレンジは注目したいですね。今回は葬儀業界。
西武ライオンズ改革、広報部長の「シン・広報戦略」 | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/829977
あとは球団が強くなれば……。30年以上、西武線ユーザーだったので陰ながら応援しています。
「伝統工芸=オワコン」のイメージ払拭へ 喧嘩もしながら信頼を築いた共同創業者 | note | トラストバンク地域創生ラボ【公式】
https://note.com/tb_regional_labo/n/n8b1f31174f27
ファーストフォロワーが「界隈」の中心になってくれる。SNS時代で重要度が増していますね。
今週の名言
100年続くお煎餅屋さんが「欲望」視点から見いだした、新たな付加価値のヒントとは? | 電通報
https://dentsu-ho.com/articles/9069
アイデア出して終わりではなく、商品として開発して販売し、お客さまに楽しんでもらうことまで考えると、その全ての過程を支えるモチベーションが必要になります。そのときに、アイデア出しを楽しい時間にできることはとても重要だと感じました。今回「あの時間、楽しかったよね」という共通の思い出を持っているメンバーが、商品のリリースまで一生懸命に頑張れたことは大きかったのではないでしょうか。
メンバーと共通の思い出があり、一緒に商品開発を頑張ったから、その後の販売やお客さま対応も頑張れる。もし結果が思うように出なかったとしても、メンバーとの次の取り組みも頑張ることができる。
リモートでの業務やビジネスチャットの活用などで、どうしても仲間との直接的な関係性が薄れてしまう時代にいかにチームを作っていくか、改めて重要なテーマだと感じました。
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データを活用する際、重要なのが「データ自体が正確であること」「『同一』のデータを継続的に見ていくこと」です。
中小EC事業者の場合は「GA4」やECカートシステムのデータ分析を見ることが多いと思いますが、どのデータ項目を「軸」とするかを決めることが大切です。データが正確か否かはシステムに依存するしかありませんから、自社の基準を設定するイメージですね。