新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

ビジネスの好循環を作る! 「横浜DeNAベイスターズ」がV字成長するワケ【ネッ担まとめ】

ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年4月5日~4月18日のニュース

石田 麻琴[執筆]

4月22日 8:00

これまでの価値をいかに変化させて次の時代にマッチさせていくか。長くビジネスを営むなかで必ず直面する課題だと思います。「横浜DeNAベイスターズ」は2024年、球団史上最多の動員数を達成。さまざまなエンターテインメントがあるなかで、なぜ選ばれているのか。その理由を探りましょう。

実は「野球が見られる居酒屋」だったりも

野球離れでも「2万5000円の座席」が売れる…"万年赤字"だったベイスターズが過去最高の売上収益を出せたワケ | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/93906

球場に集まった人たちが野球をきっかけにコミュニケーションを育むような、地域のランドマーク的存在になるべく、「コミュニティボールパーク」化構想に基づくさまざまな施策を実施。チームの勝敗に関係なく、野球に興味のない人でも観戦体験を楽しんでもらうことにフォーカスした。

まずはターゲット層である20代後半から40代の「アクティブ・サラリーマン層」に来場を促すため、球場でしか飲めないオリジナル醸造ビールを販売することで特別感を演出。

野球場って、実は「野球が見られる居酒屋」だったりもするんですよね。もちろん臨場感たっぷりの飲み屋でもあるんですが。

「野球を知っている」「野球に興味がある」人だけではなく、「お酒や食事に興味がある」「仲間とワイワイするのが楽しい」、そんな「アクティブ・サラリーマン層」にターゲティングしたことが最初のトリガーになったようです。

たしかに、「横浜スタジアム」は関内駅の目の前で立地的には最高な場所にありますから、「エンタメのリプレイス」が適していたかもしれません。

前田部長は、スタースイートやエグゼクティブBOX以上の高額な席も「潜在的なニーズがあると感じています」と今後の見通しを語る。

(中略)

手に入りづらい人気グッズが最初から付帯していたり、席についたら名前入りのユニホームが置いているといった体感価値のようなものを付加した上で、今よりもさらに高単価なチケットを今後検討したいなと思っています。

これは私見ですが、推し活の方のニーズを満たすような、BtoCに思い切り振った席も一案としてあります

ポロっとアイデアが出てしまっていますね。まさに「推し活需要」は付加価値アップにつながるところ。特定の選手からプロ野球のファンになる人も多いですから、もちろん狙っていけるところな気がします。

現代のマーケティングにおいて、やはり「体験」は重要な要素。体験をいかにSNS上でアツく語ってもらい、物販や次の体験につなげていくか、ですよね。

ECビジネスにおいても参考になる部分が多いと思い、ピックアップしました。

要チェック記事

「女子」の看板を下ろしたワークマン 当面のライバルは「しまむら」? アウトドアブーム後の戦略 | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2504/03/news037.html

見切りが早くて素晴らしい。こういうことって組織の土台がしっかりしていないと判断できないんですよね。

勉強を継続できる人が絶対にやらないこと3選|学習の習慣化を妨げる落とし穴とは | STUDY HACKER
https://studyhacker.net/study-shinaikoto

地道な基礎練習から始めるよりも、いきなり試合に出た方が楽しいですしね。基礎練習は「楽しみ方」を覚えた後でいい。

≪年間100万食≫売り上げるも地元・愛知ですらちょっとレア「ポンポコラーメン」の製造会社が”豚骨風ラーメン”で世界から大注目のワケ | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/869200

まだまだ未知の商品がたくさんありますなぁ、知りませんでした。カップ焼きそばが大好きなのでぜひ買いたい。

発信ネタを見つける7つの視点|「AIで文章を書く時代」にこそ重要な考え方 | Web改善のレシピ
https://border-haze.co.jp/web-recipe/ai-writing-ideas/

AIが補ってくれるのはあくまで「表現」だと思うんですよね。「思考」の責任は自分の中にあります。

「板で仕切られただけのブース」「妖しい利用目的の人も」…は今や昔の話! ネカフェ業界で独走「快活CLUB」独り勝ちの要因 | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/867531

「快活CLUB」さんはよく利用しています。ネカフェという成熟市場でも、世の中の変化に合わせれば独り勝ちできるという好例。

『おまえ、いつも同じ服着てるだろ?』 を解決するアプリ『KORE着た』 | イシガプロ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000158071.html

いやもう、「それな」すぎて(笑)「この会合にはこの服着ていったかな?」とか考えていますからね。ツボをついていて面白い。

今週の名言

価値あるモノをお得に届ける。毎日即完売の古着店「マッシュルーム」が貫く商いの美学 | よむよむCOLOR ME byGMOペパボ
https://shop-pro.jp/yomyom-colorme/103765

「SOLD OUT」の表示が、次こそ買いたいと購買意欲をかきたてるんですよね。やはり売れているお店で購入したくなるのが心理ですから、いつでも売れている状態をキープすることが重要です。売れ残り率が上がるとだんだん売れなくなっていくので、毎日の更新でも即完売しそうなアイテムを掲載するようにしています。広告費ゼロでも集客できているのは「SOLD OUT」のおかげですね。

なるほど! 1点ものが多い古着屋さんというビジネスだからこそ「SOLD OUT」の商品を見せておくことが重要なのか。

「SOLD OUT」の商品を見せることによってお客さまの来店頻度が上がり、購買の決定スピードも上がっていく。「売れ残り率」が上がると、ショップ全体の勢いも落ちていくというのもさすがの視点です。

土田さん、親御さん譲りの根っからの商売人ですね。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

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Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

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