食品通販の購入起点のSNSは「Instagram」が最多、2位は「X」、3位は「YouTube」
「おとりよせネット」を運営するアイランドが実施した食品通販に関するアンケート調査によると、食品通販でお取り寄せを購入する起点となるSNSは「Instagram」が最も多かった。
調査期間は2024年11月22日~12月22日で、有効回答数は食品通販の購入経験者360人。回答数は設問によって変動している。
食品通販の利用頻度は、「1か月に1回以上」が30%(前回調査と比べると横ばい)、「3か月に1回以上」が26%(同7ポイント減)となっている。「1年に一回以上」は15%となっており、2019年の前回調査から6ポイント増加している。近年の節約志向の高まりを受け、定期的に購入するのではなく「ときどきのご褒美や特別感」への購入傾向が高まっている。
![食品のお取り寄せ通販をする頻度](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
食品通販を知ったきっかけを聞いたところ、最多は「ショッピングサイト」(同17ポイント減)となった。前回調査よりも大きく増加したのは「SNS」で、28%(同10ポイント増)となっている。SNSの影響力が増していることがうかがえる。
![食品のお取り寄せを知ったきっかけ](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
食品通販をするきっかけとなったSNSは、「Instagram」(47%)が最多。次いで「X」(43%)、「Youtube」(26%)となった。
![食品通販のきっかけとなったSNS](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
SNSの投稿をきっかけに食品通販をした理由は、「商品の画像が美味しそうだった」(73%)、「口コミなどが高評価」(38%)、「動画での紹介が分かりやすい」(36%)が上位となっている。商品画像、動画などの視覚的なコンテンツは購買意欲を高める傾向があるようだ。
![SNSの投稿をきっかけに食品通販をした理由](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
食品通販の理由やシチュエーションを聞いたところ、「自分へのご褒美」が最も多く、60%となった。前回調査と比べて10ポイント増となっている。次いで「家族・友人・知人への贈り物」が54%(前回調査よりも2ポイント増)、「普段使い」が51%(同23%減)となっている。
![食品通販の理由やシチュエーション](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
調査概要
- 調査方法:「おとりよせネット」でアンケートを実施
- 回答者詳細:男性が28%、女性が71%、回答なし1%。年代は20代までが4%、30代が15%、40代が30%、50代が29%、60代以上が24%
- 有効回答:360人(食品通販の購入経験者。回答数は設問によって変動)
- 実施期間:2024年11月22日~12月22日