鳥栖 剛[執筆] 3/27 9:00

ウィッグなどを販売するアデランスは3月25日、公式通販サイトのウィッグ着用モデルにAIモデルの起用を開始したと発表した。

アデランス、ECサイトのウィッグ着用モデルにAIモデルを起用

AIモデルを起用したウィッグの着用イメージ​​​

アデランスはコア事業であるウィッグ事業において、顧客に合わせた接点や接客、サービスのモデル構築などのDXを推進している。AIモデル起用もそのDX戦略の一環。

ウィッグ着用のAIモデルの開発について、実在のモデル(人間)が実際にウィッグを装着した画像を基に、顔部分のみをAIで生成するという手法を採用。ウィッグ部分(髪型)は合成していないため、不自然さを避け、リアルな仕上がりを実現したという。

プロのモデルではない一般女性の画像を読み込ませたAIモデルも採用。今後バリエーションを追加する考えで、個人差のある頭部の大きさや輪郭なども自身と重ねてイメージしやすくできるとしている。

アデランスでは今後も購入前に実際に商品を手に取ることができないことによるオンラインショッピングでのミスマッチの解消をめざし、顧客満足度の向上に取り組むとしている。

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