飲食店向け生鮮のBtoB-EC「魚ポチ」とは? 登録店舗4万店突破

飲食店向け食品ECなどを手がけるフーディソンは5月20日、生鮮ECサイト「魚ポチ(うおぽち)」の登録飲食店数が5月時点で4万店を突破したと発表した。
「魚ポチ」は全国50以上の産地から生鮮品を仕入れ、8000点以上を取り扱う。全国各地の料理人が「ほしい食材をどこにいても、すぐに手に入れられる世界」の実現に向け、事業拡大をめざしている。
飲食業界では現在、深刻な人手不足が課題。調理・接客に追われ、「市場に仕入れに行く余裕がない」「仕入れ担当の退職が経営リスクになる」といった声も増えているという。
「魚ポチ」はこうした課題を解決するため、「全国どこでも」「プロ品質の水産品をWebから簡単に仕入れられる」サービスとして2014年にローンチ。水産品のほか、肉・野菜・調味料などの取扱カテゴリを拡大し、「生鮮流通プラットフォーム」をめざしている。

飲食店の仕入れ負担を減らし、料理人が料理に集中できる世界をめざし、サービスの拡充を進めている。今後の目標は、商品力の強化・拡充を継続し、全国50万店以上の飲食店のインフラとなること。
「魚ポチ」サービスの特長は次の通り。
料理人にとって使いやすいUX設計
- スマホ・PCから簡単発注、翌日配送(※一部エリアは対象外)
- 一尾単位で購入可能
- 「加工済・下処理済」の鮮魚ラインナップもある
全国産地・漁師からの直送体制
- 全国各地の旬の魚や希少魚も取り扱っている
- 産地支援・低利用魚の有効活用
- 「旬」を楽しむ食文化にも貢献している
プロ品質・トレーサビリティ対応
- 産地・漁法・水揚げ日などの情報開示
- HACCP対応・鮮度管理体制
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