大都、工具や資材のBtoB-EC「トラノテ」の利用数が5万会員突破
DIY用品などのECを手がける大都は、BtoB-ECサイト「トラノテ」の利用数が5万会員を突破したと発表した。
大都が「トラノテ」を開始したのは2023年2月。「トラノテ」の強みは次の通り。
400万点以上の専門商材
電動工具、作業工具、安全保護具といった建築・建設現場の必需品から、切削工具、測定機器、工場設備関連用品などの製造業向け専門商材まで400万点以上をそろえている。サービス開始時の約245万点から拡充してきた。
土日祝日も出荷
約30万点の商品を対象に、15時までの注文で当日出荷に対応。土曜日、日曜日、祝日も休まず出荷する。
取引先メーカーとの連携による在庫効率化とコスト削減
一般的な通販業者やホームセンターが倉庫を持つ一方で、「トラノテ」は取引先のメーカーに在庫を置く仕組みを採用、倉庫保管コストなどを削減している。これを商品価格に反映し、利用企業の資材調達のコスト削減への貢献をめざしている。
変動する市場への対応
市場価格や在庫状況をリアルタイムに分析する自社開発のプライシングエンジンにより、ダイナミックプライシングを採用。常に競争力のある最適な価格で商品を提供する。
多様な決済方法と見積もり対応
さまざまな決済方法や、事前の見積もり発行に対応する。
今後の注力点
「トラノテ」が今後、注力していく点は次の通り。
- 商品ページの構成改善:現場での利用シーンを想定し、商品のスペック、関連情報などをより詳細に、わかりやすく提示する。利用者の比較検討の時間を削減し、最適な商品選びをサポートする
- 業種別最適化の推進:会員登録の際に登録された業種情報をベースに、顧客に最適化された商品の検索結果・周辺商材のおすすめが抽出されるようアルゴリズムの開発を推進。ユーザーの業種に特化した商品提案や、よりスムーズな購買体験を実現するサイト構築をめざす
- 品ぞろえの拡充:各業界のニーズを深く理解し、現在取り扱いのない専門性の高い商品カテゴリーを積極的に追加して、より幅広いニーズに対応する
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