ecbeing、チャットボットシステム「AIデジタルスタッフ」がレビュー支援の「ReviCo」と連携

ソフトクリエイトホールディングスグループのecbeingは10月23日、チャットボットシステム「AIデジタルスタッフ」と、グループ会社のReviCoが提供するレビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo(レビコ)」との連携を開始したと発表した。
AIエージェントでもある「AIデジタルスタッフ」で活用できる情報が増え、商品の提案時にレビュー情報を表示しての回答や、商品に寄せられているレビューを要約しての回答ができるようになるという。

ecbeingとReviCoの連携による「ReviCo連携機能」は、「ReviCo」のレビューフィードを「AIデジタルスタッフ」に読み込ませることでレビュー情報を連携。Googleにレビューを連携するためのデータをそのまま利活用することで、シームレスな連携を可能にしているという。
ecbeingによると、ECサイトにおいて商品詳細画面で「レビューを見た人」と「見ていない人」で注文率が約2倍変わると言われているという。米国のノースウェスタン大学の研究では注文率が1.9〜3.8倍まで高まったという調査結果がある。レビューはユーザーが購入する際の判断材料として重要視される傾向にあるとしている。
こうした背景から、「AIデジタルスタッフ」と「ReviCo」の連携機能を開発した。
「AIデジタルスタッフ」は、ecbeingがMicrosoftの「Azure OpenAI Service」を活用し、OpenAIが手がける「ChatGPT」を基に自社開発したチャットボットシステム。一般的なインターネット上の情報ではなく、サイト内の情報を検索・回答生成する点が特長で、そのサイトに適した回答が可能になっている。
ユーザーからの質問や問い合わせに対し、情報検索機能で回答を自動生成する。「ChatGPT」を活用していることで強力な自然言語処理が可能となり、人間のように自然な対話ができるという。
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