中川 昌俊 2016/10/3 9:00

ハースト婦人画報社が9月30日に発表した「2017年のおせち料理調査」によると、「おせち料理を購入する人」の購入場所は「通販、ネット注文」(68%)、「百貨店」(67%)となり、「通販、ネット注文」が購入経路として最も多かった。

正月は比較的少人数で過ごすケースが増えており、「こだわりの味」「和洋とりまぜたおせち」などを少しずつ楽しみたいというニーズが高まっているため、種類の多いネットの注文が増えているようだ。

おせちを購入するかどうかの質問では、「購入する」が56%、「購入しない」が42%。購入しない理由は「自分で作る」「実家で用意」「ホテルや海外で過ごす」など。

購入場所を聞いたところ(複数回答可)、68%のユーザーが「通販、ネット注文」と回答し、2015年より15ポイント上昇。次いで「百貨店」が67%、3位は「ホテル」で18%。

購入価格帯では最も多かったのが「1万~2万円未満」の36.3%、次いで「2万~3万円未満」で29.2%、「3万~5万円未満」が16.5%となった。

「あったらいいと思うおせち」は、1位が「有名シェフ、料理人によるおせち」(45%)、2位が「少人数おせち」(37%)、3位が「和洋中組み合わせのおせち」(33%)となっており、すでにネットでも人気のおせちがニーズが高いことが明らかになった。

「2017年のおせち料理調査」は、カタログギフト大手のリンベルと共同運営する通販事業「婦人画報のおかいもの」の顧客504人(男性20人、女性484人。29歳以下4人、30代36人、40代201人、50代154人、60代以上43人)を対象としたインターネット調査。調査期間は8月24~31日。

担当編集者のコメント: 

今回の調査の対象年齢を見てみると、40代、50代が中心の調査となっている。若年層ほど通販やネットで御節を購入するケースが多いことから、実際はもっとネットでの御節の購入割合が高いものと見られる。

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