なんだか納得の調査結果→女性の3人に1人が「ECで商品が見つからない」、男性の4人に1人は「不満なし」
ネットショッピングについての調査を見ると、男女の差が明確に出ています。男性は特に不満もなく購入しているのに対し、女性は探せなかったり手に取れなかったりすることを不満に思っているようです。男性にとって使いやすいサイトも女性には使いづらいかもしれません。ユーザーテストなどで確認したいところです。
今週のラインナップ
- 「ネットショッピングに関する実態調査」を日本国内で実施
- 消費者の手元にどう商品を届ける?流通「最後の一歩」争奪戦
- アマゾンだけで米国EC市場のシェア43%、止まらない成長の理由
- 店舗では60秒でピックアップ可能!英アルゴスが進める「デジタルストア」と「ファストトラックサービス」
- 1配送350円のサービスを「Yahoo!ショッピング」店限定で提供、エコ配との連携で実現
- 「出す意味あるの?」から二度おいしいコンテンツへ BtoB企業の「一問一答式メルマガ」とは
- メール広告ベンダーが語る、メールマーケティングの効果を上げる10個のテクニック
- フェイクニュース、キュレーションメディア、SEO…藤村厚夫、古田大輔、辻正浩がメディアとテクノロジーの未来を語る──Webの未来を語ろう 2017
- 「EC革命は大成功」--ヤフー決算、第3四半期は増収増益、売上高は過去最高に
- 飲食店・美容室・エステなどの小規模店舗でのウェブ活用
わかりやすさを優先させて機会損失を防ごう
「ネットショッピングに関する実態調査」を日本国内で実施 | GMOインターネット株式会社
https://www.gmo.jp/news/article/?id=5567
ラストワンマイル市場を開拓せよ
消費者の手元にどう商品を届ける?流通「最後の一歩」争奪戦 | ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/117284
まとめると、
- 東燃ゼネラルがAmazonと提携。Amazonで購入したタイヤやバッテリーなどの取り付けを行う
- オフィスグリコは“小腹空いた需要”に着目し、53億円のビジネスに成長
- 酒類販売のカクヤスは都内23区内に半径1.2kmの場所ごとに店舗を配置。ネットなどで注文を受けて無料で配達している
つまり店舗を持たないアマゾンは、スーパーやコンビニではない店舗、異業種など消費者の身近にある拠点を使って、ラストワンマイルへのアプローチを始めたといえるのだ。
「簡単かつ無料で届けてもらいたい」というのがユーザーの考えることなので、こうしたサービスが増えていきますよね。自社に応用できないか、早速考えてみたいところです。
かつてのMicrosoftやGoogleのような勢いを感じます
アマゾンだけで米国EC市場のシェア43%、止まらない成長の理由 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3985
まとめると、
- 2016年の米国におけるオンライン購買の43%はアマゾンのサイト内で行われた
- 2015年のアマゾン経由の売上高は全米オンライン売上の33%
- 2016年9月30日の時点で米国のプライム会員数は6,500万人
アマゾンの成長には、電化製品が大きく寄与しています。また、「Amazon Echo(アマゾン・エコー)」関連製品の成功も理由の1つです。興味深いのは、ホームやアパレル、食品、健康、美容といった小さなカテゴリーが、アマゾンの売上増に貢献していることです。消費財のカテゴリーが、アマゾン拡大の大きな要因になっています。
先週もお伝えした「Amazon Echo」が電化製品の売上アップにつながっているようです。ネットの長所を活かしつつ新たな分野を切り拓いていくAmazonは、今年には米国のシェアの半分を占めそうですね。
今週のAmazon関連記事も集めていますので合わせてお読みください。
関連記事
- Amazonログイン&ペイメント、世界で3,300万人が利用 | ECzine
http://eczine.jp/news - 米アマゾン、アメリカで無料のスマートホーム・コンサルティングサービスを開始 | IoTニュース:IoT NEWS
http://www.keysight.co.jp/find/ccdesign-5 - アマゾン中国の最新情報+中国の越境EC利用者の消費トレンドと特徴まとめ【2017年】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3934 - アマゾン、リアル店舗開設を加速 NYほか全米8ヶ所運営へ | Forbes JAPAN
http://forbesjapan.com/articles/detail/15154
EC全般
店舗では60秒でピックアップ可能!英アルゴスが進める「デジタルストア」と「ファストトラックサービス」 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4176
あらゆる接点が一体化しているまさにオムニチャネルといった感じです。参考になることが多い記事です。
1配送350円のサービスを「Yahoo!ショッピング」店限定で提供、エコ配との連携で実現 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3976
集荷エリアは東京都、大阪府、愛知県、兵庫県、京都府。こちらもトップの記事と合わせてお読みください。
「出す意味あるの?」から二度おいしいコンテンツへ BtoB企業の「一問一答式メルマガ」とは | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4184
メール広告ベンダーが語る、メールマーケティングの効果を上げる10個のテクニック | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/02/06/24817
メールの記事と思ったら間違い。コンテンツ作りの記事だと思って読むとヒントだらけです。
フェイクニュース、キュレーションメディア、SEO…藤村厚夫、古田大輔、辻正浩がメディアとテクノロジーの未来を語る──Webの未来を語ろう 2017 | HTML5Experts.jp
https://html5experts.jp/shumpei-shiraishi/22160/
多少なりともSEOに関心があれば必読です。「長く読まれていることが評価される」というのは気になりますよね。
「EC革命は大成功」--ヤフー決算、第3四半期は増収増益、売上高は過去最高に | NET Japan
https://japan.cnet.com/article/35096064/
「取扱高・広告ともに過去最高を記録」。この次はどこを目指すのかが気になります。
今週の名言
まずはホームページという時代ではないですし、新しいサービスや仕組みなどはどんどん出てきます。
飲食店・美容室・エステなどの小規模店舗でのウェブ活用 | フォルトゥナ ブログ
http://www.color-fortuna.com/blog/web_development/web-strategy-for-shop.html
小規模な店舗はECサイトで販路を広げるよりも、できることを確実にやってリピーターを増やしたほうが良いですよね。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
出典:GMOインターネット
不満は「強いて挙げれば送料が高い」といったところでしょうか。
それより気になるのは「情報が多すぎる」ですね。欲しいものが見つからないのはストレスなので、女性にとっての探しやすさを考えてみるといいのかもしれません。
しかし、女性は何かと要求が多いことがこのグラフからもわかりますね(苦笑)。