石居 岳 2019/12/10 9:00

マーケティング調査・コンサルティングサービスを提供するヴァリューズは12月9日、2019年1~10月のWebサイトのアクセス数、スマホアプリの起動数に関する調査結果を発表した。

それによると、サイト訪問者数トップは検索エンジンの「Google」。2位は「Amazon.co.jp」、3位は「楽天市場」だった。

マーケティング調査・コンサルティングサービスを提供するヴァリューズは12月9日、2019年1~10月のWebサイトのアクセス数、スマホアプリの起動数に関する調査結果を発表
2019年の年間トップWebサイト

上位3サイトはPCとスマホを合わせて、延べ1億人以上がWebサイトに訪れており、日常利用が定着。SNSでは「Twitter」が5位、「Facebook」は10位で、Webサイトの訪問者数は「Twitter」に軍配が上がった。

4位は「Yahoo!JAPAN」、7位に「Yahoo!ニュース」、11位に「Yahoo!ショッピング」など“Yahoo!関連”サイトも複数ランクインしている。

2018年と比較してユーザー数が伸びた、ユーザー増加数ランキングでも「Google」はトップ。検索ニーズがより一層高まっていることがわかる。

マーケティング調査・コンサルティングサービスを提供するヴァリューズは12月9日、2019年1~10月のWebサイトのアクセス数、スマホアプリの起動数に関する調査結果を発表
2019年の年間トップWebサイト(前年比増加数ランキング)

スマホアプリのランキングでは、トップが「LINE」。利用ユーザー数は約9300万人と1億人に迫る勢いで、2位の「Twitter」に大差をつける結果となった。「Twitter」はWebサイトのランキングでは5位だったが、アプリでは2位に浮上している。

3位は「Amazonショッピング」で5000万弱人が利用。他のショッピング系アプリでは、9位に「楽天市場」、10位にNTTドコモの「dポイントクラブ」、11位に「メルカリ」が入った。

マーケティング調査・コンサルティングサービスを提供するヴァリューズは12月9日、2019年1~10月のWebサイトのアクセス数、スマホアプリの起動数に関する調査結果を発表
2019年のアプリ年間利用者数ランキング

2018年と比較して利用者数が伸びたアプリを調査したところ、トップはスマホ決済アプリ「PayPay」だった。2018年10月にサービスを開始したため、2019年の前年比は驚異的な伸び率となっている。

マーケティング調査・コンサルティングサービスを提供するヴァリューズは12月9日、2019年1~10月のWebサイトのアクセス数、スマホアプリの起動数に関する調査結果を発表
2019年のアプリ年間利用者数ランキング(前年比増加数ランキング)

調査概要

全国のヴァリューズモニター(20歳以上男女)の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用。2019年1月~10月のネット行動ログを分析した。Webサイトのユーザー数はPC、スマートフォンからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。Webサイトの「カテゴリ」はヴァリューズが独自に定義している。

アプリのユーザー数は、Androidスマートフォンでの起動を集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。アプリのカテゴリはGoogle Playのアプリカテゴリより取得している。メール、Google Chrome、YouTube、Googleマップ、Gmailなどプリインストールアプリは対象外。

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