公文 紫都 2020/7/7 11:00

デジタルマーケティングプラットフォームの開発・販売などを行うSIVAはこのほど、デジタル広告の運用コストを50%以下に低減し、利益向上を図る「Squad beyond」を正式リリースした。

「Squad beyond」は、デジタルマーケティングに必要なランディングページ(LP)作成・広告運用・解析・最適化・レポート作成などの機能を搭載したデジタルマーケティングプラットフォーム。同一プラットフォーム内で広告提供側に必要なすべての作業を完結できる。

正式リリースに先立ち実施したベータ版利用企業によるテスト導入では、作業工数の200%効率化、売上400%向上などの成果が出たという。

デジタル広告に関わる関係者全員が同一プラットフォーム上で作業

Squad beyondのイメージ図

「Squad beyond」では、デジタル広告に関わる関係者全員(クライアント・代理店・制作会社・運用者)が、それぞれの業務を同一プラットフォーム上で行っていく。

すべての機能をプラットフォーム上で利用できることから、チームとして一貫性のあるマーケティングに取り組めるだけでなく、複数のツール導入などが必要なくなる。そのため、関係各社との複雑なコミュニケーションや不要な作業が不要になり、結果的にデジタル広告の運用コストを削減。利益向上につなげられるという。

ABテストは最短10秒

アカウント登録後、所有しているドメインのサブドメインを設定するだけで利用開始できる。サーバー取得の必要もない。

ページは、ボタン配置などで簡単に作成でき、即時に広告LPとして配信可能 ABテストも最短10秒で行えるという。

計測や比較のための設定も不要。ヒートマップ、エリア、ユーザー行動、リファラル別の行動パターンの解析がタグの埋め込み等を必要とせずに行えるため、複数パターンの中から最適な配信を見つけ出すことがきる。

「情報の非対称性」による情報格差をなくしたい、が開発動機に

SIVAの杉浦稔之代表は長年、広告業界に従事してきた人物。「Squad beyond」を開発した動機について、業界の課題をあげる。

昨今のデジタルマーケティング業界は、アドフラウドや過剰表現などのモラルを逸脱する行為から、複雑化した商流や業務内容によって引き起こされる長時間労働まで、様々な問題を抱えています。その業界の歪みは、最終的にユーザーのもとに辿り着き、いつしかデジタル広告は「信用できないもの、安全ではないもの」になってしまいました。

この背景には、広告の提供側内部に存在する「情報の非対称性」による情報格差が、ひとつの要因として考えられます。 SIVA代表を務める杉浦は長年広告業界に従事し、業界内で加速する情報の非対称性を目の当たりにしてきました。

負の連鎖に歯止めをかけ、この課題を解決するためには、デジタルマーケティングを支える仕組みから変える必要があると考え、SIVAを創業し、これまで約600社以上の広告主、広告 代理店、アフィリエイトメディアに対してデジタル広告の効果改善ツールである「Squad」 プラットフォームを提供してまいりました。

そこで得た多くの経験とノウハウをもとに、Squadからツールをスピンアウトさせ、約1年間の開発期間を経て機能を強化したプラットフォームが「Squad beyond」です。(プレスリリースより)

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