口コミラボ 2022/3/30 8:30

株式会社ONE COMPATHが運営する「LocalONE」は、8,576名を対象に店舗の情報収集や口コミに関する調査を行いました。調査の結果、店探しを行う際は公式サイトに加え、Googleマップを使う人が多いことがわかりました。また72.8%の人が、Googleマップの口コミを参考にしており、口コミの重要性が再確認できる結果となりました。

情報源は公式サイト・アプリとGoogle検索

小売店や飲食店などの店舗情報を探す際に活用されているものは、1位が「企業やサービスのホームページ」(47.3%)、2位が「Google検索」(46.5%)となりました。

このように公式のページだけでなく、Google検索やGoogleマップ上に表示される情報もよく参照されます。これらの情報を整備・管理することは、集客に直結すると考えられます。

小売や飲食店などお店の情報は、企業のホームページとGoogle検索で調べる人が多い
▲小売や飲食店などお店の情報は、企業のホームページとGoogle検索で調べる人が多い

またGoogle検索やGoogleマップでは、ほとんどの人が場所や営業時間を調べています。ここに正確な営業時間を載せておくことは、非常に重要です。

Google検索は新規顧客獲得に有効

「行ったことのないお店」を探す際に、もっとも使われるのは「Google検索」(80.4%)で2位が「Yahoo!検索」(75.7%)でした。

このように新規顧客に店舗情報をアピールする場所には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンとそれに付随する地図アプリが有効であることがわかりました。

また「前から気になっているお店」を調べる際には「SNS」や「公式サイト」が、さらに「リピートするお店」には、「LINE」や「店舗検索メディア」が使われることが多いようです。

生活者は目的に応じて情報収集するメディアを選択している
▲生活者は目的に応じて情報収集するメディアを選択している

このように新規顧客には「検索エンジン・地図アプリ」、潜在顧客には「SNS・公式サイト」、既存顧客には「LINE・店舗検索メディア」が有効であることが判明しました。

それぞれのメディアをターゲットを意識して利用することで、効果を高めることができます。

72.8%が「口コミを参考にする」

Google上の「口コミを参考にしたことがある」と回答した人は、72.8%でした。多くの人が口コミを参考にして店選びをしていることがわかります。

口コミの情報を参考にする人は72.8%
▲口コミの情報を参考にする人は72.8%

また口コミや評価の良しあしだけでなく、お店からの返信も重要です。

ネガティブな口コミであっても「内容に即した個別の返信」があれば、65.4%に人が「お店に行ってみようと思う」と回答しました。

定型文ではない個別の返信で、ネガティブな口コミでも「お店に行ってみようと思う」65%以上
▲定型文ではない個別の返信で、ネガティブな口コミでも「お店に行ってみようと思う」65%以上
 

たとえネガティブな口コミが投稿されたとしても、ひとつひとつ真摯に対応することで逆に来店につなげることもできることが、調査結果から明らかになりました。

この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

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