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「ファイナルファンタジーXIV」や「ドラゴンクエストX」など人気ゲームを手がけるスクウェア・エニックス。オンラインゲームのニーズが高まる環境下、オンラインゲームの決済手段において、ユーザー体験を向上させるため「Amazon Pay」を導入。結果、新規顧客の開拓やリピート顧客の増加につながっている。ワールドワイドで実施した「Amazon Pay」の導入は、海外の売上拡大にも寄与しているという。スクウェア・エニックスがユーザー体験の改善に取り組んだ背景や具体的な成果などについて、デジタルビジネス事業本部の石綿健史氏に伺った。写真◎吉田浩章

デジタルビジネス事業本部 オンラインビジネス推進ディビジョン ディレクター e-STOREディビジョン シニア・マネージャー 第二開発事業本部 ディビジョン3 石綿健史氏
デジタルビジネス事業本部 オンラインビジネス推進ディビジョン ディレクター e-STOREディビジョン シニア・マネージャー 第二開発事業本部 ディビジョン3 石綿健史氏

ECは物販とオンラインサービスの2サイトを運営

スクウェア・エニックスは、物販を行うECサイトの「e-STORE」、オンラインゲームなどのオンラインサービスを提供する「スクウェア・エニックス アカウント」の2つのサイトを運営している。

「e-STORE」では、ゲームはもちろん、ぬいぐるみやフィギュア、カトラリーなど幅広いゲームの関連グッズを販売。「スクウェア・エニックス アカウント」では、「ファイナルファンタジーXIV」「ドラゴンクエストX」などMMO(複数人が参加するオンラインゲーム)のRPGサービスを中心にデジタルコンテンツを提供している。

今回「Amazon Pay」を導入したのはデジタルコンテンツを提供している「スクウェア・エニックス アカウント」である。

スクウェア・エニックス 人気のMMORPGなどを提供する
「スクウェア・エニックス アカウント」では人気のMMORPGなどを提供する

「スクウェア・エニックス アカウント」内共通通貨「Crysta(クリスタ)」にチャージできる決済手段を検討

スクウェア・エニックスが運営する「スクウェア・エニックス アカウント」では、「Crysta(クリスタ)」をアカウントに紐づけて、利用料金の支払いやデジタルコンテンツの購入に利用できる。

「クリスタ」とは、スクウェア・エニックスが提供する「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」などの人気ゲームソフトやその他のサービスの購入に利用できる共通通貨のことである。クレジットカードやプリペイドカードなどから「1クリスタ=1円」でチャージ可能だ。

スクウェア・エニックス 共通通貨「Crysta(クリスタ)」 ゲーム内のアイテム購入などに使用できる
チャージした「クリスタ」はゲーム内のアイテム購入などにも使用できる

「クリスタ」へのチャージには、ユーザーの要望やその時のトレンドを踏まえて複数の決済手段を用意している。石綿氏は「多くのお客さまが使える課金方法を用意し、お客さまが使いたいときにすぐに利用できる環境が整っていることがスクウェア・エニックスにとってもお客さまにとっても一番良いこと」と言う。そうしたなかで、多くのユーザーが使える決済方式を常に検討していた。

スクウェア・エニックス キャラクター

「Amazon Pay」の利用者は右肩上がりに

スクウェア・エニックスでは「スクウェア・エニックス アカウント」における新たな決済方法の検討を行った結果、Amazonが提供する決済サービス「Amazon Pay」の導入を決めた。

導入理由は、「Amazon利用者と『スクウェア・エニックス アカウント』利用ユーザーとの親和性の高さ」と、「『Amazon Pay』の利便性の高さ」である。

「スクウェア・エニックス アカウント」導入前に、スクウェア・エニックスは「ARくじアタルス。」というオンラインサービスで「Amazon Pay」を導入。「Amazon Pay」とオンラインゲームの相性の良さを実感することになる。

「ARくじアタルス。」はブラウザ上で引けるはずれなしのオンラインくじで、抽選で当たったゲームキャラクターのデジタル画像がリアルなフィギュアになって届くというもの。

「ARくじアタルス。」では、ユーザーの配送先や個人情報などを取得する必要があったが、「Amazon Pay」であればAmazonアカウントに登録している情報から配送先などを利用できる。その簡便性と利便性の高さに着目し、まずは「ARくじアタルス。」に「Amazon Pay」を導入することにしたのだ。

「ARくじアタルス。」に「Amazon Pay」を導入してみると、「Amazon Pay」を利用するユーザーが全体の65%を占め、非常に多く活用されることとなった

その理由として、石綿氏は以下の2点をあげる。

  • そもそもAmazonアカウントを持つユーザーが多かった
  • 「Amazon Pay」であれば手間をかけずに決済が完了する

この2つの点から「Amazon Pay」を選ぶユーザーの割合が高くなったと分析。さらに、トラブルが一切なかったことも好印象だったようだ。

この状況を見て、スクウェア・エニックスのファン層と、普段からAmazonを利用しているお客さまがある程度一致するのではないかと考えた。その結果として「スクウェア・エニックス アカウント」への導入を決めた。(石綿氏)

こうして、2020年9月末に「スクウェア・エニックス アカウント」に「Amazon Pay」を導入することになった。

導入後、新しい決済手段に対するユーザーの反応について「普段からAmazonを使っているお客さまが多かったのか、すんなり受け入れられた」(石綿氏)と言う。

「スクウェア・エニックス アカウント」に「Amazon Pay」を導入した際には、導入記念キャンペーンも実施。こうした施策も後押しとなり、導入翌月以降(10月)、「Amazon Pay」利用ユーザーは増え、決済手段として定着している。

スクウェア・エニックス Amazon Pay導入に合わせて実施したキャンペーン ドラゴンクエストⅩ
「Amazon Pay」導入に合わせて実施したキャンペーン

キャンペーン後も「Amazon Pay」の利用は増えていった。これはクレジットカード、プリペイドカード、キャリア決済など他の支払い方法から「Amazon Pay」に移行したか、これまで購入していなかったお客さまが買ってくれるようになったかの、2つの可能性が考えられる。

そういった意味では「Amazon Pay」の導入は非常に効果があったと言える。そして一度「Amazon Pay」を使ったお客さまが、その利便性の高さから2回目以降も「Amazon Pay」を使って定着したケースも多いのではないか。(石綿氏)

デジタルビジネス事業本部 オンラインビジネス推進ディビジョン ディレクター e-STOREディビジョン シニア・マネージャー 第二開発事業本部 ディビジョン3 石綿健史氏

「Amazon Pay」導入から1年半以上が経過したが、これまでセールやキャンペーンを行っていない期間も含めて「Amazon Pay」の利用は増加しているという。こうした状況を受けて、石綿氏は「結果として売上高にも影響しており、『Amazon Pay』を導入して正解だったと思っている」と説明。現時点で日本での都度決済における「Amazon Pay」の利用割合は15%となっている。

スクウェア・エニックス スクウェア・エニックス アカウントの決済別の売上割合 Amazon Payの利用が増加
「スクウェア・エニックス アカウント」の都度決済別の割合。オレンジの「Amazon Pay」の利用が伸びている

(注)「Amazon Pay」では、利用開始時に取扱商品・サービスに関する審査があります。「通貨」や「くじ」などの商品・サービスに関しては「Amazon Pay」をご利用できないことがあります。

「Amazon Pay」を使って実感した3つのメリット

「スクウェア・エニックス アカウント」内に「Amazon Pay」を導入したスクウェア・エニックス。実際に導入して実感した「Amazon Pay」のメリットはどういった点なのだろうか? その具体的なメリットを見ていく。

メリット① 購入手続きの手軽さ

クレジットカードにおける決済の場合、カード番号、有効期限、セキュリティコードの入力が必要だ。つまり、ユーザー側に入力の手間が生じ、結果的に離脱のリスクが高まる

そうした問題の解決を狙って、「スクウェア・エニックス アカウント」内で用いることができる共通通貨「クリスタ」を導入したのだが、「クリスタ」は事前にチャージする必要がある。

このチャージにあたり「Amazon Pay」を導入したことによって、購入手続きは飛躍的に簡単になった。Amazonアカウントにログインしている状態であれば、「Amazon Pay」で決済を行った場合、最短2クリックで購入が完了する。

さらにAmazonを頻繁に利用しており、ブラウザにIDとパスワードを登録しているユーザーからすると、キーボード操作やスマホでの入力操作をせずに、手軽に購入できるという利便性の高さは特筆すべきメリットと言えるだろう。

スクウェア・エニックス クリスタへのチャージ方法 Amazon Payを選択すると支払い画面へ進む
「クリスタ」へのチャージ方法で「Amazon Pay」を選択すると、「Amazon Pay」での支払い画面へ進む

メリット② ワールドワイドで導入が可能

決済手段は通常、国ごとに個別に導入することが多いが、「Amazon Pay」は多くの企業がサービスを展開している主要諸外国で導入することが可能だ。

「『スクウェア・エニックス アカウント』の場合、日本、北米、欧州でサービスを展開しているが、それぞれの国で、『Amazon Pay』の利用契約を行い、国ごとに作成されたアカウント情報を設定することで、開発自体は共通化してすべての国で一気に導入することができたこともメリットとしてあげられる」と石綿氏は言う。

このように「Amazon Pay」は簡単に海外でも導入できることが利点で、グローバルに決済手段を実装するという意味では、コスト面で安価に導入することができるようだ。

なお、北米では、「ファイナルファンタジーXIV」の人気もあって多くのユーザーが「スクウェア・エニックス アカウント」を利用しており、「Amazon Pay」導入の結果、取扱高では日本よりも多くなっている。その意味では「北米の売り上げを伸ばせたことの一因として、『Amazon Pay』の導入がある」(石綿氏)というわけだ。

スクウェア・エニックス 人気コンテンツ ファイナルファンタジー ドラゴンクエストのキャラクター
スクウェア・エニックスの人気コンテンツ「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」に登場するキャラクター

メリット③ 不正対策への徹底

グローバルでサービスを展開していると、不正利用のリスクも高くなる。スクウェア・エニックスが「Amazon Pay」を導入した当初、クレジットカード決済含め、不正利用者に狙われるケースが散見された。しかし「Amazon Pay」に関しては、「Amazon Pay」側の不正利用に関する監視体制、取り締まりが強固であることから、不正利用は大幅に減少したようだ。

不正をゼロにするのはなかなか難しいかもしれないが、拡大を防いだり被害を最小限に抑えたりするという点では「Amazon Pay」は非常に優れていると思う。(石綿氏)

◆◆◆

ここまで「Amazon Pay」のメリットについて見てきたが、石綿氏はこれらのメリット以外の魅力の1つとして、「利用可能なアクティブユーザーの多さ」をあげる。つまりAmazonの利用者が多いことから、「Amazon Pay」を使うユーザー数も自然と多くなるのだ。

「Amazon Pay」であれば、その「決済の手軽さ」からお客さまの離脱が少なく、機会損失が抑えられるというのが非常に大事。(石綿氏)

また、取引金額が100円の場合も1万円の場合も、販売事業者が負担する決済手数料は同じ料率(デジタルコンテンツは4.5%、その他の物販・サービスは3.9%)で変わらない点にも魅力を感じている。

この手数料率についてはクレジットカードに比べて高くなるが、それでもキャリア決済などに比べると圧倒的に安いという。

「Amazon Pay」の活用によってめざすこと

スクウェア・エニックスが2020年9月に「スクウェア・エニックス アカウント」内に「Amazon Pay」を導入して1年半以上が経過した。導入以降「Amazon Pay」を使うユーザーの割合は増えている。

石綿氏は「スクウェア・エニックス アカウント」を有するユーザーと「Amazon Pay」利用者との親和性の高さを感じているという。その上で今後はさらに「Amazon Pay」の活用を推進していく考えだ。

具体的に見据える計画としては、「オートチャージ機能」の実装。これは「クリスタ」のチャージ金額が一定金額以下になると、自動的にチャージされるという仕組みだ。すでにキャリア決済では同機能を搭載しており、将来的には「Amazon Pay」を通じて同様の機能を検討中だ。

また、継続課金の仕組みを「Amazon Pay」で導入することも計画している。「Amazon Pay」にはサブスクリプションに対応した「自動払い」という機能がある。これはユーザーが注文時に選択したクレジットカードを利用して今後の支払いを行うことに同意すると、将来の購入代金をユーザーの「Amazon Pay」アカウントに自動的に課金し、購入者にサインインしてもらう必要がないようにできるという仕組みだ。

すでにクレジットカード決済と「クリスタ」では、毎月定額(1500円前後)でMMORPGをプレイできるといった継続課金によるサービスを提供している。同様のサービスを「Amazon Pay」利用者にも展開していく計画だ。

さらには、スクウェア・エニックスの物販を行うECサイト「e-STORE」や、同社の他のサービスにおいても、決済手段に「Amazon Pay」を導入したい考え。それによりスクウェア・エニックス全体として「Amazon Pay」が利用できるようになり、結果的にユーザーの利便性もさらに向上する。「Amazon Pay」が使えるサイトと使えないサイトがあることによるギャップを解消していきたいとしている。

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