消費者に選ばれる通販のポイントは「送料の安さ」「価格」「品ぞろえ」【オンラインショッピング利用調査まとめ】
マイボイスコムが実施した「オンラインショッピングの利用」によると、携帯電話やスマホからECを利用する人は増加傾向にあり、店頭よりもECを利用するのは主な理由は「価格の安さ」だとわかった。
- 直近1年間に携帯電話・スマートフォンでオンラインショッピングを利用した人のうち、年間10回以上利用した人は4割で増加傾向。購入したものは「食料品・飲料・アルコール」「衣料品」がそれぞれ4割強、「生活用品」「衣類小物、装飾品」がそれぞれ3割弱
- 店頭ではなくオンラインショッピングで購入する場面は、「価格が安い」が6割強、「ポイントで商品が買える」が4割強、「クーポンやキャンペーン」が3割強
EC利用はPCが最多、重視点は「送料が安い・無料」
通信販売利用経験者に、複数回答で直近1年間に利用した通信販売の申し込み手段を聞いたところ、「インターネット(パソコン)」が78.9%で最多。「インターネット(スマートフォン)」は44.0%だった。
直近1年間にオンラインショッピングを利用したユーザーに、サイト利用時の重視点を聞いた質問では、「送料が安い・無料」「商品価格」「豊富な品揃え」が6~7割を占めた。
EC利用の動機は「価格が安い」
「店頭ではなくオンラインショッピングで購入する場面」を聞いたところ、「価格が安い」が62.6%、「たまったポイントで商品が買える」が43.4%。「クーポンやキャンペーンなどがある」が33.5%で続いた。
PCでECを利用するユーザーは半数が「年間10回以上利用」
直近1年間にパソコンでオンラインショッピングを利用したユーザーのうち、年間10回以上利用したユーザーは5割。購入したモノは「食料品、飲料、アルコール」(51.9%)、「衣料品」(43.2%)、「書籍・雑誌・コミック」(34.0%)など。
携帯電話・スマホからのECアクセスは4割
携帯電話・スマートフォンでオンラインショッピングを利用したユーザーのうち、年間10回以上利用した人は合計で約4割。マイボイスコムによると、特に30~40代の女性でこの傾向が高くなっているという。
携帯電話・スマホからの購入は「食品」「衣料品」が目立つ
携帯電話・スマートフォンでオンラインショッピングを利用したユーザーに、購入したモノを聞いたところ、「食料品・飲料・アルコール」「衣料品」がそれぞれ4割強、「生活用品」「靴・バックなど衣類小物、装飾品など」がそれぞれ3割弱となった。
不満点は「在庫切れなのに商品が表示されている」「送料が不明」など
回答者によるオンラインショッピングサイト利用時の不満点は次のようなものがあげられた。(一部抜粋)
- 在庫切れの商品も表示されるので、ほしいと思っても在庫がない場合がある。(男性26歳)
- 送料がどれくらいかかるかわからないときがある。(男性43歳)
- 商品説明が雑で、知りたい事が書かれていないと、不満に思う事がある。(男性46歳)
- 価格変動が激しいこと。(購入した)次の日には価格が安くなっていたなど。(女性33歳)
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:マイボイスコムが運営するリサーチサイト「MyVoice」のアンケートモニター
- 調査時期:2023年4月1日~4月5日
- 回答者数:9704人