通販は「商品がイメージと異なる」「個人情報が不安」「調べるのが手間」などの声、マーシュ調査
女性がよく通販・ECを利用するカテゴリー上位3位は「衣料品」「食品」「化粧品」
インターネット調査会社のマーシュは1月9日、20代~60代の女性を対象に実施した「通信販売」に関する調査結果を公表した。それによると、通販・ECを利用したことのあるカテゴリー上位3位は「衣料品」「食品」「化粧品」だった。通販に関するデメリットについて意見を求めると「商品がイメージと異なっていた」「個人情報が不安」といった声があがった。
今回の調査は女性375人を対象にに実施。「食品」「飲料(アルコール含む)」「衣料品」「化粧品」「サプリメント・健康食品」「家電製品」の6カテゴリーについて調べた。
調査対象となった女性で、「衣料品」(85.3%)「食品」(81.9%)「化粧品」(79.6%)を通販で利用したことがあるのは8割前後にのぼる。
そのうち、「食品」を月1回以上通販で利用する女性は21.1%となり、「衣料品」(10.4%)、「化粧品」(9.8%)の約2倍利用している実態がうかがえる。
「通信販売」の利用媒体については、9割程度が「インターネット」を使用。続いて「カタログ販売」(家電製品以外)が2位だった。
通信販売のメリットデメリットも調査した。あがった回答の一部は次の通り。
メリットについて
- いつでも好きなときに買える
- 家まで商品を届けてもらえる
デメリットについて
- 商品がイメージと異なっていた
- 個人情報が不安
- サイズが合わない
- 商品情報を自分で調べないといけない
マーシュによると、「(メリットは)価格の安さよりも、利便性が魅力点となっているようだ。(デメリット)情報の安全性や、商品イメージ・情報を自分で調べる手間がかかることが不満に感じられているようだ」としている。
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