家具・インテリアの購入場所は「家具店」が1位で6割、ECは2割超。商品選びの参考でECやカタログを選ぶ割合は15%
マイボイスコムが実施したインテリアに関するアンケート調査によると、購入時にECを利用するユーザーは2割超、商品選びの参考情報としてECやカタログを利用するのはそれぞれ約15%だった。回答者数は9348人で、期間は2023年6月1日~6月5日。
購入場所のトップは「家具店」、EC利用の理由は「配送してほしい」「価格を比較したい」
家具・インテリアの購入場所を複数回答で聞いたところ、「家具店」(67.1%)が最も多く、次点で「ホームセンター」(39.3%)となった。
「インターネットショップ」「大型生活雑貨店」「インテリアショップ・インテリア用品店」はそれぞれ20%台。これらの購入場所を選んだユーザーは、女性30~50代でやや高くなった。
インターネットショップで家具やインテリアを購入したユーザーに、どのような場合にネットショップで購入するかを聞いたところ、「配送してもらいたい」「たまたま欲しいものを見つけた」「価格を比較して安いものを選びたい」がそれぞれ30%台となった。
このほか、「色や大きさなどがわかっているものを買う」「持ち運びしにくいものを買う」といった回答はそれぞれ3割弱だった。
参考情報のトップは「店頭ディスプレイ」、重視するポイントは見た目+機能性
家具・インテリアを選定するときの参考情報を聞いたところ、「店頭のディスプレイ」(37.4%)が最多で、「家具・インテリア専門店やホームセンターの公式サイト・アプリ」(17.3%)が続いた。「オンラインショップ、ネット通販のサイト」「商品カタログ・パンフレット」「テレビ番組・CM」はそれぞれ約15%。
女性の若年層では、「SNS、写真共有SNS」が他の層よりも高い。
インテリアに関して重視する点は、「見た目がすっきりしている」「使いやすく、機能的である」がそれぞれ4割強、「くつろぎ・癒やしの空間となり、居心地がよい」「シンプルで飽きがこない」「長く使える」がそれぞれ30%台となった。
自宅のインテリアに満足していない人は2割強
自宅のインテリアに満足している人は、「非常に満足している」「まあ満足している」を合わせて4割弱。「まったく満足していない」または「あまり満足していない」と回答した人は合計で2割強だった。
自宅で快適に過ごすためのインテリアの工夫には、次のような回答があった。
- あまり場所を取らずに生活がより便利になるものを買う
- 座ってくつろげる場所を作る。ライトも明る過ぎないようにしている
- 床に物を置かない、出しっぱなしにして不快になる家具・雑貨は置かない
- 物を置くときは、なるべく低い目線でそろえる。四隅をあける
調査概要
- 調査タイトル:インテリアに関するアンケート調査(第9回)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2023年6月1日~6月5日
- 回答者数:9348人
- 設問数:7~8問