鳥栖 剛[執筆] 4/15 7:00

東武グループの東武マーケティングは5月29日に新たなクレジットカード「東武カード」を発行し、あわせて「東武カード」の公式ホームページを新規開設する。新HPの立ち上げにはecbeingのメディアコマースCMS「UNITE(ユナイト)」を採用した。

現行の東武カードのHPでは、既存会員がキャンペーン応募や明細確認のためにサイトへアクセスすることが多く、運営側ではそれに伴った問い合わせ対応が増えていたという。問い合わせはコールセンターで対応していた。

今回の新HPではコールセンター業務の負荷を軽減するためにもサイト内のFAQページといったコンテンツの情報を充実、点在していた情報を整理することによる一覧性向上・掲載情報の更新頻度向上を実現した。東武グループが企画・運営するECモール「TOBU MALL」もecbeingのECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」を採用しており、「東武カード公式HP」も含め東武グループのシナジー創出を期待する。

新しい「東武カード」は、「東武カード(スタンダード)」、保証と高いポイント還元率の「東武カードゴールド」、完全招待制の「東武カードVIP」の3種類を用意。5月29日から申し込み受付を開始する予定。

東武マーケティング、ecbeingのCMS「UNITE(ユナイト)」で新東武カードの公式ホームページ立ち上げ
新しいカードは5月29日から申込受付を開始

新HPの特長として、獲得ポイントのシミュレーション機能をあげた。3種類の新しい「東武カード」別に利用金額を入力することで、獲得ポイントの目安を簡単に確認できるシミュレーションページを用意した。

東武マーケティング、ecbeingのCMS「UNITE(ユナイト)」で新東武カードの公式ホームページ立ち上げ
新サイトのポイントシュミレーションページ

新サイトを構築しているCMS「UNITE(ユナイト)」は、質の高いセキュリティを標準実装した国産CMS。ページ編集機能や分析・マーケティング機能といった標準機能を掛け合わせた多様な施策の実装も可能となっている。テキストエディター付きの専用コンテンツフォーマットを用意し、HTMLの知識がなくてもスピーディーにコンテンツを作成ができる。更新性が高くなるためメンテナンス業務の効率化を図ることにも期待できるとしている。

新「東武カード」は5年後に発行枚数100万枚へ

「東武カード」では、スタート後から徐々に増加してきた会員数が、顧客層の高齢化と新規顧客層の獲得が進んでいない点を要因に、近年は横ばいまたは減少傾向にあったという。

新しい「東武カード」では、若年層やビジネスパーソンを中心とした新規顧客層の獲得を進めていく。東武グループのシナジーを生かした観光施設や鉄道利用者へのアプローチ強化、高水準のポイント還元率の実現、スマートフォン保険導入といった若年層を取り入れるサービスを充実させる。目標として初年度発行枚数47万5000枚、5年後には100万枚突破を掲げている。

この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
[スポンサー]