鳥栖 剛[執筆] 4/17 8:30

ワコールは、公式EC「ワコールウェブストア」のOMO型店舗「WACOAL is(ワコール イズ)」の展開を始める。第1号店は4月18日に愛知県のららぽーと安城店にオープンする。

「WACOAL is」は“ここにある、新しいわたし”をコンセプトに、従来の“下着を購入する”目的だけでなく、「自分を知る・楽しむ」を体験できる体験型ショップ。店内には「ワコールウェブストア」と連動した編集コーナーを用意、人気商品ランキングや特集コンテンツなどデジタル上の企画を、実際に商品を見ながらリアルに体験できるという。

気になった商品は店頭の二次元コードからすぐに「ワコールウェブストア」で詳細情報を確認でき、オンライン上で在庫を確保、希望の店舗で商品を確認できる取り置き・取り寄せサービスに対応している。

3D計測サービス「SCANBE(スキャンビー)」を導入し、3D計測やすでに提供しているサービス「わたしに合うブラ診断」「わたしを知る骨格診断」のサービスを通して自分のからだを知る体験も可能にした。
ワコールの公式EC「ワコールウェブストア」初のOMO型店舗「WACOAL is(ワコール イズ)」とは?知る・楽しむ店舗体験を提供
「WACOL is」店頭のデジタルサイネージ表示のイメージ

ワコールではこれまでも店舗で、「SCANBE」の体験や店頭販売員との対話を通してユーザー自身の体や下着について知り、相談でき、「ブラリサイクル」で不要になったブラジャーを預けることができることなど、顧客が気軽に来店できる取り組みを発信してきた。

従来の店舗は“下着を購入する場所”としてのイメージが強く、“下着売場への来店”自体がハードルになっているのではないかと分析。一方、ワコールのデータによると、店舗と「ワコールウェブストア」を併用している顧客は、店舗のみで購入する顧客と比較して、店舗での購入金額や購入回数が多い。

こうした背景から、「ワコールウェブストア」での体験をリアルに体験できるOMO型店舗で、下着の購入以外にも、“自分を知る”“下着の知識を得る”“流行している情報を知る”といった体験ができる、“親しみやすい、来店してみたくなる店舗”を新たに展開することにしたという。

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