流通・小売業界も「人材が足りない」、企業の87%が「人材不足」を実感
通販・EC企業では、新規事業を始めたり、事業規模拡大といった状況で、人材不足に悩むケースが出てきている
エン・ジャパンが実施した「企業の人材不足実態調査」によると、流通・小売関連の87%が「人材が不足している」と回答した。
「人材不足」と回答した業種のうちトップは「サービス関連」(92%)で、「IT・情報処理・インターネット関連」(88%)が2位で続いた。流通・小売関連は3位となっている。
流通・小売関連の企業では、実店舗中心の会社が新たにEC事業に乗り出すケースが増えており、こうした状況も影響していそう。
また、通販・EC企業でも、新規事業を始めたり、事業規模拡大といった状況などで、人材不足に悩む企業が出てきている。
人材不足に悩む企業を規模別に見ると、「1001名以上の企業」が94%でトップ。「501~1000名の企業」(93%)、「301~500名の企業」(90%)と続いた。
「人材が不足している部門がある」と答えた企業に対し、人材不足の理由を質問したところ、1位は「退職による欠員」で55%。2位は「既存業務の拡大」で41%、3位は「業務好調による業務量増加」37%となった。
調査概要
- 調査方法:インターネットによるアンケート
- 調査対象:「エン 人事のミカタ」利用企業 578社
- 調査期間:2015年11月18日~12月15日
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