渡部 和章 2018/10/24 8:00

クラウド型の人事評価システムなどを提供する、あしたのチームが実施した調査によると、中小企業の従業員が考える「正当な人事評価」の上位は「評価基準が明確」や「労働時間ではなく成果が評価される」だった。

中小企業の従業員400人に「正当な人事評価」だと思うものを選択式(複数回答)で質問した。

その結果、トップは「評価基準が明確」(49.3%)、次いで「労働時間ではなく成果が評価される」(34.0%)、「直接売上に結びつかない行動も評価される」(31.0%)、「年功序列的でない評価」(30.0%)、「他人の成果への協力や貢献も評価される」(28.5%)、「成果だけでなくプロセスが評価される」(24.8%)、「上司との面談を行った評価」(13.3%)となっている。

従業員が考える「正当な人事評価」
従業員が考える「正当な人事評価」

給与体系に「納得している」は約4割

給与体系に対する納得感を質問したところ、給与体系に「納得している」と答えた割合は38.3%、「納得していない」は61.8%だった。

月給の金額(賞与やインセンティブを除く固定支給額)に対する満足度調査では、「満足している」は6.5%、「まあ満足している」は27.0%、「あまり満足していない」は37.0%、「満足していない」は29.5%。

月給に満足していない回答者(n=266)に、その理由を選択式(複数回答)で質問したところ、「金額が上がることが(ほとんど)ないから」が44.0%で最も多い。

次いで「金額が少ないから」(39.1%)、「自分のパフォーマンスに見合っていないから」(31.6%)、「適正な評価金額ではないと感じるから」(29.3%)。

月給額(固定支給額)への不満の理由
月給額(固定支給額)への不満の理由

調査概要

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:従業員数10人以上300人未満の会社に勤める従業員、男女20歳~59歳を対象に実施
  • 有効回答数:400人
  • 調査実施日:2018年6月18日~2018年6月19日
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