あの「シガール」がストローに!? ヨックモックの50周年企画がいろいろスゴい件
毎日サイトを更新しているみなさんは、母の日や父の日、お中元にクリスマスというような、季節のイベントを日々のコンテンツ作りや企画に生かしているかと思いますが、「創業○○周年」のような、たまにしか巡ってこない周年イベントこそ、ユーザーやクライアントも巻き込んで、ドーンと盛り上げていきたいですよね!
ちなみに当「ネットショップ担当者フォーラム」は2019年7月で5周年という、お祝いするには微妙なお年頃ですが、姉妹サイトの「Web担当者フォーラム」はちょっと前に10周年だったのに、「記念に何をしようか〜」って言っている間に月日が経ち、間もなく13周年を迎えます。ホント、周年企画って難しいんですよね。
その点、今年50周年を迎えるヨックモックさんはすごいんです。これぞ周年企画のお手本という感じです。なにがそんなにすごいのか? まあシガールでも食べながらゆっくりお読みください。
その前に「シガール」ってわかりますか?
ヨックモックと言えば「シガール」でおなじみですが、「シガール」って言っても意外とピンとこない人も多いんですよね。もう、絶対に見たことのあるお菓子ですよ。これですよこれ!
子どもの頃はちょっと特別なおやつとして、大人になってからは会社に来た方の手土産やお歳暮などで、食べたことがある人は多いのではないでしょうか?
ヨックモックと言えば缶。現在、50周年企画として1980年代のデザインを復刻した「50thアニバーサリー」を販売中です。この缶、見覚えないですか? 私はあります。うちの母がリボンとか紐なんかを入れていました。っていうか、多分まだ実家にあります。
50周年記念サイトの「商品の歴史」のページには、細かい年表が載っていて、こちらも楽しいです(実家にあるのは82年の「ホワイトチョコレートドーブル」の缶だと判明しました)。
この周年サイト、社内、社外を含め、会社と商品のこれまでの歩みに関する愛にあふれたコンテンツがてんこ盛りで、自分の会社でもないのにジーンときてしまいました。
他にも50周年記念サイトではヨックモックの思い出を募集中。「ヨックモック賞」の賞品は、なんと50メートル分のシガール! 約385本分ですって。どうしましょう。
全部食べられる「シガール・ストロー」とは?!
近年、プラスティックごみによる環境汚染が問題になっていますが、ヨックモックでも6月5日の世界環境デーに合わせ、直営店で提供するストローを紙製のものに変えました。さらにもう1つ、50周年記念企画として実現したのが「シガール・ストロー」です!
「シガール・ストロー」は6月6日(木)から6月30日(日)までの間、ヨックモック青山本店 BLUE BRICK LOUNGEにおいて、各日数量限定で体験できます。価格は税込864円。
開発にあたっては、「シガール」と「シガール オゥ ショコラ」「シガールアイス」で試してみたそうです。「シガールアイス」はストローとしては太すぎて、「シガール」では細すぎる……ということで、「シガール オゥ ショコラ」の生地の内側にチョコレートをコーティングすることにしたそうです。
青山本店もステキですよ
チョコレートをコーティングする作業は工場で手作業なので量産は難しく、各日数量限定ということなので、もしかしたらシガール・ストローは体験できないかもしれませんが、取材させていただいた青山本店、とっても素敵な場所なんです。
「そろそろうちの会社の周年企画を考えなきゃな〜」なんてお悩みのあなた。青山に行った際は立ち寄ってみたらいかがでしょうか。良い企画を思いつくかもしれませんよ!