東京2020オリンピック・パラリンピックの交通対策テストで集荷・配送遅延の可能性(7/26まで)、佐川急便と日本郵便が発表
「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのECサイトでは、交通対策テストによる配送遅延が起きる可能性について告知している
佐川急便と日本郵便は7月中旬、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けた交通対策テストの影響により、7月22~26日に預かった関東地方向けの荷物および関東地方発の荷物の配達に遅延が生じる可能性があると発表。集荷・配送状況の詳細については、担当営業所への確認を呼びかけている。
こうした状況を受け、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのECサイトでは、交通対策テストによる配送遅延が起きる可能性を告知している。
7月24日と26日の2日間、交通対策テストを実施
東京2020オリンピック・パラリンピックの交通対策テストは、7月24日および同26日の2日間行われる。交通対策テストに伴い東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京都内を中心に大規模な交通規制を実施すると発表している。
交通対策テストの実施に伴い佐川急便は、7月23~26日に預かった関東地方向けの荷物と、関東地方から発送する荷物の配送遅延が生じる可能性があると発表。日本郵便は7月22~26日、関東地方での差し出し、または配達する郵便物・ゆうパックに1日程度の遅れが生じる場合があると発表した。
交通対策テストは高速道路と一般道路で実施する。高速道路は本線料金所から都心方向に流入する車の通行を制限。交通状況により高速道路の入口閉鎖なども実施する。一般道路は環状七号線から都心方向に流入する車の通行を制限し、他路線への広域迂回やマイカー利用の抑制を促す。
大会組織委員会は、7月22~26日をチャレンジウィークとして、企業などにおいても交通規制緩和に向けた取り組みを重点的に行うよう、要請している。
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