中川 昌俊 2014/9/19 13:39

ショッピングカート提供のGMOメイクショップは9月18日、購入頻度や購入金額などを基に顧客をセグメントし、ターゲットごとに効果的なメール配信ができる「MakeRepeater(メイクリピーター)」の提供を始めた。ショッピングカート「MakeShop」の主なユーザーである中小ECサイトでは、顧客層ごとに個別アプローチすることは手間がかかり難しかった。自動的に顧客を分類できるようにし、簡単にセグメント別メールを配信できるサービスを提供することで、EC企業が手間なくリピート顧客を増やせるようにする。

「MakeShop」の注文データを自動で読み込み、購入回数、購入金額、購入時期の3つのデータを軸に分析。顧客を10種類にセグメント分けし、顧客のロイヤリティを可視化する「ランク分析」、顧客数や売上の推移を可視化する「推移分析」、顧客セグメントごとの売上比率やその推移を表す「ランク別売上推移」など、5つの分析レポートを自動作成する。

シナリオに沿ってあらかじめメール文面を作成・セットしておくだけで、顧客のセグメントごとにステップメールを無制限で自動配信できる。

こうした機能は、北国からの贈り物や桃源郷といった有力ECサイトからのアドバイスを基に構築したとしている。

料金は初期費用が1万円(2014年12月25日までの契約は無料)、月額費用は読み込んだ注文者数に応じて変動する。2015年以降は、MakeShop利用者以外も利用できるようにする予定。

MakeRepeaterのレポート画面
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