BtoB-ECビジネスをスタートするには、サイトの構築が必要になる。拡張性×初期コスト/事業規模で分類されるBtoB-ECサイト構築の3パターン(専門書『BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020[今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]』の連載第1回を参照)の中から、パターンA「開発不要のSaaSモデル」に該当するクラウドサービス「Bカート」を紹介する。月額9,800円~と最も導入しやすい価格帯で提供し、年商1億円~50億円程度の中小企業による利用が多いのが特徴だ。

BtoB取引に必要な機能をあらかじめ実装

月額9,800円~利用可能。毎月の無料アップデートもあり

Daiが開発・提供する「Bカート」は、BtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービス。最大の特徴は、カスタマイズ対応せずに提供する国内唯一のSaaS型サービスであることだ。カスタマイズを行わない分、初期費用8万円~、月額費用9,800円~とBtoB-ECサービスの中ではスモールスタートしやすい価格帯となっている。

BtoB-ECビジネス Bカートのポジショニング
Bカートのポジショニング(画像はBカートのサイトより編集部がキャプチャ)

現在、中小企業を中心に600社が導入30万社がBカート上で受発注業務を行う。SaaS型ならではの毎月の無料アップデートがあり、軽減税率対応など事業推進に欠かせない機能や要望の多い機能があれば随時更新される。そのため、導入企業は追加料金を払うことなく、常に最新バージョンを利用できる。

また、自社でバージョンアップを行う必要がないため、システム運用の負荷軽減、セキュリティなども担保されている。

業務効率アップを狙う企業による利用が急増

BtoB-EC市場全体の成長に合わせ、ここ2~3年、Bカートの導入企業数が増えているという。導入理由の大半は、人が介在するとミスが発生しやすい電話やFAX受注などをデジタル化し、業務効率を向上させたいというものだ。

実際Bカート導入後、稼働工数が90%減少した事例もある。また、申し込みから最短3日で始められるスピード感と、決済代行、一元管理、基幹システム、WMSなど数多くの外部サービスとの標準連携も、導入企業数の増加を後押ししている要因となっている。

Bカートと連携する外部サービス一例
Bカートと連携する外部サービス一例(画像はDai提供)

Bカートの強みや他社との差別化ポイント

  • BtoB-ECサイトをカスタマイズしないSaaS型で提供しているという特性から高機能・低コストを実現
  • 月額9,800円~という低価格ながら、BtoB-ECに必要な様々な機能を標準機能として実装
  • BtoB専用であることから、カスタマイズをしなくてもBtoB取引における様々な課題にすぐに対応できる
  • 様々な周辺サービスと標準連携している他、APIを公開しているので個社ごとの業務システムとのデータ連携やサブシステムの開発もできる

料金体系

  • 初期費用 :8万円
  • 月額費用 :9,800円~7万9,800円(※登録商品数、会員数に応じて異なる)

会社概要

会社名株式会社Dai
URLhttps://bcart.jp/
所在地京都市中京区 西方寺町160-2 船越メディカルビル2F(京都ヘッドオフィス)
設立1994年9月
資本金1,000万円
代表者木脇 和政
事業内容BtoBソリューション事業、メディア事業
社員数30人
◇◇◇

BtoB-ECについてより詳しく知りたい方は、ぜひ本書をご購読ください。BtoB-ECの基本的な解説から市場全体の動向、ユーザー企業がBtoB-ECに取り組もうとするときに参照できる導入手順までを解説しています。また、製造業や卸売り業の企業にアンケートを実施し、ユーザー企業の取組状況も掲載しています。

もっとBtoB-ECのことを知りたい方へ

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]』は、インプレス総合研究所で販売しています

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]

  • 監修:鵜飼 智史
  • 著者:鵜飼 智史/森田 秀一/公文 紫都/インプレス総合研究所
  • 発行所:株式会社インプレス
  • 発売日 :2020年3月24日(木)
  • 価格 :CD(PDF)版、ダウンロード版 90,000円(税別) 、
    CD(PDF)+冊子版 100,000円(税別)
  • 判型 :A4判 カラー
  • ページ数 :200ページ
よろしければこちらもご覧ください
この記事が役に立ったらシェア!
記事カテゴリー: 
記事種別: 

公文 紫都

ネットショップ担当者フォーラム編集部

公文 紫都(Shizu Kumon)

通販・EC業界専門紙記者、ITベンチャー勤務を経て2012年に独立。8年間フリーでライターをした後、2020年4月からネットショップ担当者フォーラム編集部に在籍。4年間NYで暮らしていた経験を生かし、海外の展示会取材なども積極的に行っている。猫派。

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
楽天株式会社 eBay(イーベイ) ecbeing. Qoo10 Nint
[スポンサー]
株式会社アイル auWowma! クリームチームマーケティング合同会社 ユーザグラム