2022年に起きたこと、2023年の展望、売れているショップ事例、業界動向など要チェック記事が盛りだくさん!【ネッ担まとめ】
先週は読んでおかないといけない記事がてんこ盛りでした。1年を振り返って来年のこと、売れる方法を考えたい人は全部読んでみましょう!
2022年の起きたことのまとめ
2022年のECニュースまとめ。激動の1年をふりかえるコンサルタント座談会 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/221209-consultant-discussion/
2022年に「売れたもの」「販売苦戦したもの」ランキング――インテージ調査:今日のリサーチ | ITmedia マーケティング
https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2212/10/news055.html
注目すべきは2019年との比較。コロナ前から大きく伸びたのはオートミールと冷凍水産。この2つは確かによく見るようになりましたし、スーパーでも棚の面積が増えてきました。流行りから当たり前になったものは気にしておきたいですね。
メルカリShopsアワード2022受賞ショップを発表! | メルカリShopsマガジン
https://shops.mercari.com/magazine/posts/60110
こちらは「MVP」「肉・魚部門」「野菜・果物部門」「リユース部門」「ベストリピート部門」「ベストフォロワー部門」「サステナブル部門」「できるをつくる部門」の8つ。2021年は「ベストカテゴリー部門」「EC初出店部門」「60歳以上部門」「各地の名産品部門」「サステナブル部門」「メルカリShopsアワード2021 選考委員特別部門」でした。これを見るだけでも「メルカリShops」がモールとして成長してきたことがわかります。2023年はさらに加速しそうなので、売れている商品やジャンルを気にしておきましょう。
2023年の展望や予想
2023年のキーワードは「オーセンティシティ」(オーセンティック) | PRマガジン
https://blog.cd-j.net/pr-skill/authenticity/
2023年のキーワードとして注目したいのは、「本物志向」、「ソーシャルグッド」、「共想」、「パーパス」、「フェイクニュース」をへて、「オーセンティシティ」(オーセンティック) (正当性・真正性)の流れが本格化していくと思います。
2023年のPRはこのあたりを意識したいところ。偽物が氾濫している世の中なので、本物であることが重要です。少しでもウソをついてしまうと一瞬で終わりです。誠実にやっていきましょう。
2023年の家計、6割が「苦しくなりそう」 収入を増やす方法として考えていることは? | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2212/13/news064.html
EC事業者が注目すべきは1位の「ポイントをためる」。ポイントと聞いて思い浮かぶのはモールなので、自社ECサイトよりもモールのほうが売れそうですよね。自社ECサイトの場合はポイント勝負ができなくても、お得感のある商品やキャンペーンで効果が出そうです。
2023年の「母の日」のトレンドを予測!定番の「花」以外に伸びている需要とは? | マナミナ
https://manamina.valuesccg.com/articles/2106
少し気が早いですが2023年の母の日の予想。義母、早割、あじさい、コスメあたりは新しいねらい目かもしれません。ここに前述のポイントやちょっとしたお得を加えることで、さらにチャンスが広がりそうです。
ネットショップ運営事例
宝酒造オンラインショップにおけるファン作りの道のり | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/27499
当初商品点数を従来の500点近くから150点ほどに絞りました。事業者様の中には、商品を絞ると売り上げが減ると懸念して踏み出せない方もおられると思います。
(中略)当社は敢えて、ECで取り扱う商品を高付加価値のある商品に厳選し、商品数を絞りました。結果として、運用のリソースに余裕ができ、確保した時間で、新たな商品企画・アンケート調査やキャンペーンなどに着手することができたのです。
商品点数を増やせば売れるのは間違いないですが、それによって失う時間もあります。販促に時間がかけられなくなるとジリ貧なので、利益が出るものだけを残すという選択をしています。何かを減らすという決断は難しいですが、行き詰まり感がある場合は選択肢として持っておきたいですね。
スイカが好きすぎてラッパー、エンジニアを経て専門サイトを立ち上げた男の挑戦 | ホットペッパーグルメ
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/saki-yoshidama/2022-00756
協力してくれる農家さんのあてもないのに、ずっとTwitterで「スイカのECサイトをやりたい」と言いつづけていたんですが、熊本の「つのだふぁ~む」さんが僕のツイートを見つけてくれて。
「うちのスイカおいしいよ。一度会いに来ない?」と誘っていただき、実際に会いに行きました。そこでスイカECサイトの構想を話したら共感してくれて。そこから、実際にスイカ農家さんに会いに行くことにしました。
この熱意。良い商品は自分の足で探したり見に行ったりしないと見つからないですね。ネットで検索したり人に聞いたりしているだけでは何も変わりません。冒頭のモールに関する記事でコメントしたように、「楽天市場」は店舗ごとの差をつけにくくなってきているので、こうした地道な仕入れの強化などが必要になってきます。
メルカリShopsアワード2022 MVP受賞!ショップ運営の秘訣は顧客に寄り添い、信頼と期待に応え続けること。「シン・さぼさぼファーム」さん | メルカリShopsマガジン
https://shops.mercari.com/magazine/posts/50036
櫛田さん:トラブルが起こった際の対応を丁寧に行うことですね。聞かれたことに対してしっかり返答して、どのようなトラブルがあったかを親身に聞いてお答えするよう心がけています。
今井さん:工業製品とは違って、植物はどうしても状況の変化があって、突然状態も変わってしまう。そういったところは、リスクを含めて正直に懇切丁寧にお伝えするよう意識をしています。
売れているお店は問い合わせ対応というか接客に力を入れています。むしろ、これが当たり前のこととして実施しているところが重要です。2023年の展望や予想で紹介した記事にある「オーセンティック」です。これが当たり前にできるようになれば売れてくる時代というのは覚えておきましょう。
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Amazonスポンサープロダクト広告、オートターゲティングとマニュアルターゲティングの使い分け方法 | アナグラム
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ECには欠かせない広告。なんとなく出していることも多いので、こういった記事でチェックしてみましょう。
あなたの店舗でもできる!ダンボールを活用したファンマーケティング施策とは? | ネットショップ担当者フォーラム
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ユーザーに届いた瞬間にどんな印象を与えられるか? ここを考えると段ボールの重要性がわかりますね。
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」にてお礼品「PayPay商品券」が全国327自治体で導入決定 | ECzine
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あっという間に327の自治体で導入。この営業力がソフトバンクグループの強み。
楽天市場の集客を成功させるには?売上をアップさせる施策を徹底解説! | ECのミカタ
https://ecnomikata.com/ecnews/36611/
「楽天市場」で集客する際の基本的な内容が書かれています。意外とできていないので確認を。
「Yahoo!ショッピング完全攻略ガイド」出版記念「予約」キャンペーン | アルド
https://www.aldo-system.jp/blog/infomation/yseo-book/
「Yahoo!ショッピング」だけの本が出るとは思いませんでした。売り上げが出ているショップは購入したほうがよさそうです。
今週の名言
ECとブランディング。今こそECにブランディングが必要なワケ | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/12104
自社の強みはどこか、何に対してお客様がお金を出してくれているのか、自社の何に共感してくれているのか。徹底的に顧客を理解し、顧客体験価値をしっかりと整理すること。そのうえでデジタルを活用した施策を次々に打ち出す方が、圧倒的に費用対効果が高いです。
ここにも「オーセンティック」。相手のことを知って誠実な商売をするほうが圧倒的に費用対効果は高いです。2023年はここに注力しましょう。
筆者出版情報
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この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
2022年の三大ECモールの動きです。「楽天市場」は「SKUプロジェクト」が始まってAmazon化というか標準化が進んでおり、新スマホページも同じ考えです。見た目での差別化が難しくなってきたので、店舗自体での差別化を考えていく必要があります。
「Yahoo!ショッピング」はなんと言っても「優良配送」。これができるかどうかで商品が表示されるかどうかが大きく変わります。「優良配送」が難しいお店は「Yahoo!ショッピング」自体を諦めるという選択肢になることも多いです。
「Amazon」はトラブルが多かったものの、ユーザーの声を聞いてくれるようになりつつあります。しかし、偽物や詐欺も多いのでユーザーは気をつけながらの買い物になりそうです。