【メルマガ調査】読むきっかけは「件名」が最多、解約1位の理由は「面白くない」。メルマガ経由の購入はセールが決め手
CRM支援のWOW WORLD(ワオワールド)は、「メールマガジンに求めるもの」をテーマにした調査結果を発表した。
- メールマガジンを読みたくなるポイントは「件名や内容が興味深い」(65%)。読まない理由は過半数が「件名に興味がない」(86%)
- メールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みした理由は「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」(46%)「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」(45%)。若い世代ほど割引クーポンの取得を選択
- メールマガジンを解約したことがある人は69%。理由は「内容が面白くない」(69%)「配信頻度が高い」(63%)
メールマガジンに求めるものは「キャンペーンやセール、クーポンなどのお買い得情報」(78%)が最多。世代が上がるほど、生活に役立つ情報を求める傾向
メルマガ「受信している」は64%
プライベートで企業からのメールマガジンを受信しているかを聞いたところ、64%が「受信している」と回答。企業(サービス・ブランドを含む)が発信する情報を受け取る手段(方法)についての質問では、「企業からのメールマガジン」が「公式Webサイト」に次いで多かった。
メルマガ経由の購入はセールが決め手
メールマガジン経由で商品やサービスを購入・申し込んだ理由を聞いたところ、「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」(46%)「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」(45%)が上位にあがった。
メルマガに求めるものは「お買い得情報」
メールマガジンに求めるものは、「キャンペーンやセール、クーポンなどのお買い得情報」(78%)が最多。
年齢別では、世代が上がると「生活に役立つ情報」を選択するユーザーの割合が増えている。商品やクーポンの紹介だけでなく、生活を豊かにするためのコンテンツを求めているようだ。
世代が若いほどメルマガから割引クーポンを取得
ユーザーが企業のメールマガジンに登録するきっかけは何かを聞いたところ、「商品を購入したタイミングで」(53%)「会員登録するタイミングで」(52%)が上位にあがった。
読みたくなるポイントは件名
メールマガジンを読みたくなるポイントは、「件名や内容が興味深い」(65%)が最多。次いで「メルマガの冒頭に興味のある情報が掲載されている」(37%)。「メールマガジンの送信者や企業自体に関心がある」は29%にとどまった。
送られてくるメールマガジンを読まない(開封しない)ことはあるか聞いたところ、79%が「はい」を選択。その理由は「件名に興味がない」(86%)が最多となった。
メルマガを読まない理由で「忙しい」「件名に興味がない」「送信元に興味がない」を選択したユーザーに、その時のユーザー行動に近いものを聞いたところ、65%が「未読のまま、削除する」を選択した。
解約の理由は「内容が面白くない」
購読しているメールマガジンを解約したことがあるかを聞いたところ、69%が「はい」を選択。その理由は「内容が面白くない」(69%)が最も多く、「配信頻度が高い」(63%)が続いた。
メールマガジンの解約を防ぐには、内容や配信頻度を読者1人ひとりに最適化し、興味を持ってもらうことが重要であるようだ。
解約した理由を年齢別で見ると、下の世代ほど「配信頻度が多い」、上の世代ほど「内容が面白くない」を選択した人が多い。
多くの人が1日に複数のメルマガを受信
プライベートで1日に受信するメールマガジンの平均数を聞いたところ、最も多い回答は「3~5通程度」(26%)、次いで「21通以上」(20%)。
調査概要
- 内容:メールマガジンに求めるもの
- 主体:WOW WORLD(ワオワールド)
- 調査手法:ワオワールドが開発したアンケートシステム「WEBCAS formulator」を活用し、GMOリサーチ「JAPAN Cloud Panel」のモニターでインターネット調査を実施
- 調査期間:2023年2月15日~2月17日の3日間
- エリア:全国47都道府県
- 有効回答数:1287人(「プライベートで企業からのメールマガジンを受信しているか」という質問に「はい」と回答した人)