スマホでECする人は約22%、利用しない理由は「画面が見にくいから」、ライフメディア調査
マーケティングリサーチなどのライフメディアは「インターネットショッピングに関する調査(2015年)」を実施し、1月28日にその結果を公表した。この1年以内にネットショッピングを利用した際に使ったデバイスではスマホが22.6%。スマホを使ってECを利用しない理由については「画面が見にくいから」がトップだった。
最近1年以内にインターネットショッピングを利用した人を対象に、普段インターネットに接続するものと、ECで利用するデバイスを聞いたところ、94%がパソコンを保有し、そのうち90%がネットショッピングで利用している。
一方、スマホは48.2%が所有し、22.6%がネットショッピングで利用している。スマホを所有しているものの、ECでは利用しない人の割合が高い傾向になっていることがわかる。
スマホでネットショッピングをしない理由については、「画面が見にくいから」がトップで68.1%。「パソコンで十分だから」が44.0%で続いた。そのほかには、「操作がしにくいから」(39.7%)、「商品検索がしにくいから」(33.5%)という意見があがった。
今後、パソコンとスマホのどちらのデバイスでECを利用するか聞いたところ、「パソコンの方が利用頻度が高いと思う」が53.1%だった。
ECサイトを選ぶ条件は「信頼できる」「価格が安い」
ECで買い物をする際に選ぶサイトの条件も聞いた。トップは73.0%で「信頼できること」。「価格が安いこと」が69.1%で続いた。3番目には「送料が無料・安いこと」で61.6%だった。
「送料が無料・安いこと」を男女別で見ると、男性で54.7%、女性は68.3%。女性の方が送料に注意を払っている傾向がうかがえる。
ネットショッピングを利用する理由については、トップが「外出しなくても買い物ができる」で59.3%。「価格が安い」が53.1%で続いた。
調査概要は次の通り。
- 有効回答:1200件
- 調査期間:2015年1月16日から1月21日
- 対象者:10代から60代の全国男女(10代から60代の全国男女100人ずつ)